夫がどこかから持ち出してきたこね鉢
分厚いから持つと重いです
底部には「檜枝岐」の焼印が押してあります
ポコポコとした手斧(ちょうな)の彫り跡と
木から伝わる温もりが素朴で
見れば見るほど愛着が湧いてきます
このお鉢、なんと夫が小学校の頃に
旅行先で買い求めたものだそうです
50年もの!
物持ち良すぎ!!笑
しかも目の前で職人さんが
彫ってくれたんだそうです
職人さんの手元を見つめる少年は
きっと目を輝かせていたでしょうね
本来はこね鉢ということですが
今回は菓子鉢として使ってみましょう
美味しいマドレーヌを盛ってみました
うん、いいですね!
この鉢を作った職人さんは
まだご存命でしょうか
こういった手仕事は
需要も職人さんもだんだん減って
文化歴史学的には貴重なものに
なるかもしれませんね