ある記事を見て思ったことを
思いつくまま書き散らかしただけなので
興味のない方はサクッとスルーしてください。
想像力の欠如(そもそも想像しようという気概なし)で
対応が後手後手
責任の所在がうやむやで
責任を押し付け合う(自分の地位だけが大事)
情報をもみ消そうとする(最終的にバレて慌てる)
ここまできても相変わらず
組織の悪いところてんこ盛りね。
世界が注目するイベントでこの体たらく、
恥ずかしいけどこの際恥をさらして
世界中からダメ出しをくらい
自覚と自己改革に至ったらいいとも思う。
(自覚・改革の希望は限りなくゼロに近いけど)
人の上に立つ者というのは、
たとえその行動を逐一把握していなくても
部下のしたことを全て引き受け、
事が上手く運ぶように舵取りする立場。
実働や現場での裁量はスタッフに任せても
こまめにチェックして軌道修正したり励ましたりして
組織を上手く動かしていく役割を担っている。
でも、今の日本では
そういった役割のことはすっぽり頭から抜け落ちて
地位だけが欲しい「長」が多い。
あとは下々が頑張ればいいって
自分だけ踏ん反り返って何もしない。
成功した時だけしゃしゃり出てきて
失敗は現場のせいにして知らんふり。
そして実は
現場でも同じ構造が成り立っていて
上のポストはそのポストを手に入れたことに満足して
下のポストに裁量と責任を丸投げ。
「任せたんだからちゃんとやれ」
「ちゃんとできなかったお前の責任」
が上の者の言い訳。
指針とマニュアルは与えられず
裁量と責任だけ押し付けられて
とにかく頑張るしかない実働部隊。
責任を負うという意味を正しく理解せず
その覚悟ができない「長」がはびこる、
組織として動くのが壊滅的に下手な日本社会。
本当にリーダーシップをとれる人が現れてほしい。
余談だけど、
リーダーシップとかマネジメントを扱う教科か単元が
学校に必修であったらいいと思う。
リーダーになるかならないかは個人の素質によるけど、
リーダーにならないとしても
組織の仕組みと各ポストの役割を理解することは
その中で適切に動けるスキルに繋がるから。
できれば、
健全な社会とは何か、
社会の中で生きる人間の幸福とは何か、
まで突き詰めて考え理解させられればいいのだけど。
まぁ、これは社会学とか哲学の話にもなって
子どもにもわかるように扱うのは
大変(相当な工夫が必要)だろうし、
そもそも自分だけ楽してうまい汁を吸いたい政治家が
そんな教育を施す方向に舵取りするはずないけどね。
残念ながら。