おととい撮影した近所のダム湖の写真です。
中央にチラッとだけ水が写っていますが
これが今の時期の通常の水位です。
梅雨の雨や台風に備えて
水位はかなり低めに抑えてあるのです。
釣り解禁に向けて魚を放流する3月末〜4月や
田植え時期や夏など
水の必要な時期にはダムを満水にするので、
その手前の湖=まさに写真に写っている場所も
少し水位が上がりますが、それでも
草地の部分は水没しないのが普通です。
次に 2019年12月 に撮った同じ場所の写真です。
あまりの水位の違い、水質の悪さに驚きますね。
これは 2019年10月にあった台風19号の影響です。
25年間このダム湖を見続けてきて
1枚目の写真のような状態が当たり前で
2枚目の写真のような状態は
一度も見たことがありませんでした。
水の色はだいぶ綺麗になりましたが
水位は下がるどころかやや上がっていて
なんだか怖かったです。
台風19号では、浸水、洪水、崖崩れなどにより
関東甲信越、東北地方で多くの被害がありました。
私の通勤路では突風に煽られた車が
崖から転落するという事故もありました。
また 2015年9月の関東・東北豪雨のときには
自宅周辺の数カ所で土砂崩れや道路陥没が起こりました。
鉄道が止まり道路も寸断されてしまったので
完全に復旧するまでの間(約1ヶ月)
娘の通学、自分や夫の通勤に苦労した記憶があります。
(↓豪雨後、我が家周辺の道路の写真の一部です
被害箇所は他にも大小さまざま無数にありました)
いつも通勤・通学に使っている道路が無残な姿に。
ちょうど自分が通っている最中に崩れていたら・・
想像するだけでゾッとします。
こんなふうに、私の住んでいる地域も
災害時にはその脆弱性が露わになります。
家屋の損壊やケガといった直接的な被害は
私自身はまだ被っていませんが、
大雨、台風、地震などの自然災害は
いつ襲いかかってくるかわからないし
被害は想像をはるかに超えると覚悟をして
しっかり備えておかなければと思っています。