コッペリア |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

動画サイトでいくつか(6公演分!)見比べました。

イメージがガチガチに固まっている

「白鳥の湖」などと違って、

スタッフによる個性の違いが出やすいので

(振り付け、衣装、舞台装置など公演によって全然違う)

見比べるにはいい題目ですね。

(私のような素人にもわかりやすい)

 

 

私が見た中ではボリショイがピカイチだと思いました。

計算され尽くした上品な振り付けと

それを忠実に表現するダンサーの技術には

ただただ圧倒されるばかり。

 

舞台美術や衣装や振り付けが渾然一体となって

聴衆を物語の中に引き込んでしまう、

まさに総合芸術という感じがします。

 

そして私が特に感動したのは衣装です。

どのダンサーがどんな動きをするのかまでわかったうえで

布地の質や色を決め形作られたような衣装。

チュチュがダンサーの動きに合わせて

波打ち、揺れ、輝き、本当に美しいです。

 

 

ウクライナ(キエフ)の演技も

ダンスや衣装の質が高くて素敵でした。

原作とは違ってコッペリウス博士がいい人

に描かれているところも嫌いじゃありません。

 

 

食べ比べ、飲み比べ、聴き比べなど
もともと比べることが好きな質なのですが、
(↓の記事はピアノ曲聴き比べの例)
沼にハマりそうです。