Ch. Mercian 萌黄 2017 ○ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

 田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

   独立した娘2人を持つパートタイマー主婦です。
   ワインのこと、愛猫のこと、
   寒冷地のド田舎暮らしのこと・・
   思いつくままに。

image

 

シャトー・メルシャン 萌黄 2017

 

生産地:日本

生産者:メルシャン株式会社

品種:シャルドネ、甲州

色・粘性:落ち着きのある黄色、粘性は弱

香り:パッションフルーツ、レモン、ライチ、ラムネ

ボリューム:軽い○●○○○重い

タンニン:控えめ●○○○○強い

甘味:ドライ○○●○○甘い

酸味:まろやか○○○●○シャープ

果実味:スパイシー○○○●○フルーティ

飲んだ日:2021.9.22.Wed

購入日:2021.7.1.

購入場所・値段:コープ宅配 1518円

 

味わい的には軽く水っぽい印象だが、
強めの酸味と収斂感が物足りなさを補っている。
オイリーさとクリスピーさのコンビネーションは楽しい。
甘味もあるがべたつかずあっさりした引き際。
わずかな苦味が程よいアクセントになっている。
南国果実 → オイリー → クリーム
 → レモンなどの柑橘類 → ミネラル感
といった具合にメインの印象がクルクル変化。
 
久しぶりに国産ワインを味わってみたくて買った1本。
ボトルとエチケットの上品な色合いに惹かれたのと
シャルドネが入っているのが購入の決め手だが、
甲州の個性が強すぎるのか、
日本というテロワールのせいなのか、
期待ほどのシャルドネ感はない。
それでも、国産ワインに有りがちな
強烈なケミカル感(ガソリン臭)がないのは
逆にシャルドネのおかげか?ワイナリーの腕か?
いずれにせよ、私の国産ワイン嫌いの理由である
ケミカル感はないものの
私の好きなシャルドネ感もまたあまりないという
なんとも評価しにくいワインだった。
純国産ワインとしては彩りがあって
楽しい飲み心地は感じられたので
国産ワインが好きな人ならきっと美味しく飲めるんだろう。