サン・マルツァーノ コレッツィオーネ
チンクアンタ ノン・ヴィンテージ
生産地:イタリア、プーリア
生産者:カンティーネ・サン・マルツァーノ
品種:ネグロ・アマーロ、プリミティーヴォ
色・粘性:とても深いガーネット色、粘性は強
香り:ベリー、ほこり、青草、きのこ、いちじく、チェリー
ボリューム:軽い○○○●○重い
タンニン:控えめ○○○●○強い
甘味:ドライ○○○●○甘い
酸味:まろやか○●○○○シャープ
果実味:スパイシー○○●○○フルーティ
飲んだ日:2019.11.16.Sat ~ 17.Sun
購入日:2019.9.25.
購入場所・値段:うきうきワインの玉手箱 2268円
葡萄の果実味と甘味がふんだんに広がるアタック。
控えめな酸味と苦味が後を追う。
タンニンはしっかりしているが非常に滑らかな舌触り。
豊かなコクとチェリーやクローブのニュアンスの余韻。
ボリューム満点で甘めながら
酸味・苦味・渋味が程よく効いていて
くどさを感じさせない1本。
マリアージュは和食とはやや難しいかな。
乳製品やボリュームのある料理、スイーツとは相性良し。
エチケットには 1962 からの数字が並び、
本品は 2012 で止まっている。
このワイン自体のヴィンテージ表記はない。
2012年と 2013年のワインをブレンドしているから
N.V.(ノン・ヴィンテージ)なのだそう。
敢えてAOCの名を捨ててまで
複数の畑の葡萄をブレンドしたという仏ワインもあるから、
(記事 → リトル・ジェームズ・バスケット 2014 ◎ )
形式にとらわれず質重視のプロデューサーというのは
どこの世界にでもいるものなんだよね。
その製品(ワインなら味わい)が消費者個々人の
好みに合致するかどうかは別として、
そういう気概がある生産者は尊敬するし応援したくなるな。