ドメーヌ・アラン・ブリュモン
マリアンヌ ルージュ
生産地:フランス、南西地区
生産者:ヴィニョーブル・ブリュモン
品種:タナ、カベルネS、カベルネF
色・粘性:暗い緋色、粘性は中庸
香り:若いベリー、黒葡萄、チョコ、ケミカル(ビニール系)
ボリューム:軽い○○○●○重い
タンニン:控えめ○○○●○強い
甘味:ドライ○○●○○甘い
酸味:まろやか○○○●○シャープ
果実味:スパイシー○○●○○フルーティ
飲んだ日:2018.10.15.Mon
購入日:2018.10.11.
購入場所・値段:コープ宅配(抽選品) 969円
フレッシュな葡萄の果実味がたっぷりの酸味。
まろやかな甘味とほろ苦さとビロードの舌触り。
コクとミネラル感も。
余韻はカカオの風味と息の長い苦味。
主張強めの苦味はあまり好きではないが、
フルーティからスパイシーへの変化は楽しく、
甘味や渋味の程度も私好み。
このワインに使われているタナという品種は仏南西部原産。
房は大きいが粒は小さめで色が濃く、
丈夫で収穫量も多くタンニンが豊かで、
酸のしっかりしたワインができる。
よくできたものはフルボディの長熟ワインとなる。
昔はこの濃いタンニンのせいで
南西部ワインは粗野と言われていたが、
最近では気品ある葡萄と評されるようになってきた。
なるほど、しっかりしたタンニンはタナ由来なのね。
確かに、ビロードの舌触りが前面に出ていて
それが好きな私には好印象だったけれど、
粗野で邪魔だと感じる人もいるだろうなぁ。
ましてや醸造技術が未発達の頃は・・推して知るべし。
同じ作り手のワインを2年以上前に飲んだことがある。
その時の記事はこちら↓(別窓で開くリンクはこちら→ ★ )
以前のワインもやはりタナを使ってたのね。
味わいの方向性やヨーグルトとよく合う感じが今回と同じ。
でも今回のワインの方がマリアージュ易しめで値段も安い。