ナターレ・ヴェルガ ゴヴェルノ
アッルーゾ トスカーノ
生産地:イタリア、トスカーナ
生産者:ナターレ・ヴェルガ
品種:CS、メルロー、サンジョヴェーゼ
色・粘性:渋めのガーネット色、粘性は中〜強
香り:ベリー、ヨーグルト
ボリューム:軽い◯◯◯●◯重い
タンニン:控えめ◯◯●◯◯強い
甘味:ドライ◯◯◯●◯甘い
酸味:まろやか◯◯●◯◯シャープ
果実味:スパイシー◯◯●◯◯フルーティ
飲んだ日:2018.3.9.Fri ~ 10.Sat
購入日:2018.2.22.
購入場所・値段:コープ宅配 1279円
甘くトロリとした舌触り。
酸味は繊細、苦味はほとんどなく、
タンニンも非常にシルキーなのでとても飲みやすい。
コクがありしっかりしたボディに
果実味とスパイス香の両方がかすかに溶け込んでいる。
千円台前半でこの味わいはコスパ高。
2日目はコクが弱まるものの風味は変わらず美味しい。
ビターチョコと花丸マリアージュ。
ちなみにワイン名の後半 Governo All' uso Toscano は
ゴヴェルノ製法と言って、
味わいに安定感を持たせるために
トスカーナで開発された醸造テクニックらしい。
収穫されたぶどうの一部を乾燥させ
発酵させたマストに徐々に加えることで再発酵を引き起こし、
より凝縮感と自然な甘味のあるワインにするものだそう。
アパッシメントは完熟したブドウを3~4ヶ月陰干しし
40~ 45%ほど水分を取り除いてエキスを凝縮させ
糖度が上がったブドウを発酵させるのだが、
ゴヴェルノはそうやってできたワインのような甘さではなく
タンニンに溶け込んだ自然な甘さが特徴なんだそう。
確かに、かなり甘味があるけれどベタつかず上品だった。