シャトー・オー・クラリー 2013
生産地:フランス、ボルドー
生産者:シャトー・オー・クラリー
品種:メルロー、カベルネF、カベルネS
色・粘性:黒みがかったガーネット色、粘性は中庸
香り:ほこり、アーモンド、生クリーム、胡椒、
___若い(酸味の残る)小さくて固い木の実、
___口に含むとナツメグなどのスパイス、ぶどう
ボリューム:軽い◯◯●◯◯重い
タンニン:控えめ◯◯●◯◯強い
甘味:ドライ◯●◯◯◯甘い
酸味:まろやか◯◯●◯◯シャープ
果実味:スパイシー◯◯●◯◯フルーティ
飲んだ日:2016.11.17.Thu
購入日:2016.10.14.
購入場所・値段:かましん 1058円
第一印象はスパイシーだが、次第に
鋭い酸味や苦味、ぶどうの果実味などが強まり
フルーティな風味が増してくる。
余韻はベルベットタッチのタンニンと
クローブ風味のほのかな甘味。
スパイス香が花に抜けてリッチ感漂う締めくくり。
マリアージュが面白い。
アーモンドと合わせると
アーモンドはモカ風味を帯びつつ香ばさを増し、
ワインはフルーティさが増す。
ママレードジャムとは互いによりフルーティに。
ドライフルーツやゆで卵と合わせると
ワインのスパイシーさが際立つ。
こんな風に合わせる食べ物によって
影響を受けたり与えたりしながら
どんな食べ物とも美味しく寄り添えるワイン。
先日飲んだワイン ”シャトー・ル・ルディエ” が
今回と同じセパージュで(詳細な割合は不明)
飲み比べ的に開けてみた今回のワイン。
まずは見た目が全然違った。
なのに香りや味わいは近いものがあった。
前回のほうがずっと個性が強い印象だけど、
今回のほうが素直で料理にも合わせやすく
飲みやすいワインと言える。
同じセパージュでこれだけ違いが出るって面白い。
作り手の性格や力量や方向性が如実に現れるんだね。