Conti Zecca Donnna Marzia Aglianico 2014 ◎ |  田舎女 *ぽこ* のなんてことはない日々

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   思いつくままに。


コンティ・ゼッカ ドンナ・マルツィア 2014

 

生産地:イタリア、プーリア
生産者:コンティ・ゼッカ

品種:アリアニコ
色・粘性:黒みがかったレンガ色、粘性は強め
香り:アルコール臭、ベリー、ほこり
ボリューム:軽い◯◯◯●◯重い
タンニン:控えめ◯◯◯●◯強い
甘味:ドライ◯◯◯●◯甘い
酸味:まろやか◯◯◯●◯シャープ
果実味:スパイシー◯◯●◯◯フルーティ
飲んだ日:2016.?.?.
購入日:2016.8.19.
購入場所・値段:フェリシティ 975円

甘味と酸味の強いアタック。
酸味は最初まろやかで次第に鋭くなる。
苦味とアルコール感も結構ある。
鼻に抜けるアルコール感は昔の化粧水っぽい感じ。
ベルベットタッチのタンニンと
ヨーグルトやスパイシーな風味がする余韻。
一口の中で”フルーティ→スパイシー”と印象が変化する。
すべての要素が濃くパンチがあり、かつバランスも良い。

マリアージュは意外にも、
茹でもやし、ヨーグルト、トマト、アボカドなど
薄めの味や繊細な味のものと合う。
レーズンとはとてもよく合う。
牛ステーキ、カレー風味のそぼろなどと合わせると
ワインの酸味が少し強まる気がするが、悪くはない。
強い酸・苦・渋味でサッパリするので
脂の多いものとでも合いそう。
魚は生臭さが際立ってしまい合わなかった。

今回初めて飲んだアリアニコという品種は、
晩熟でゆっくり熟すので
ポリフェノールとタンニンをたっぷり含有し
色も味も濃厚、香りも強い
長期熟成タイプのワインになるそう。
若いうちはタンニンや酸が強すぎて硬いといった印象が、
熟成するとタンニンが柔らかくエレガントになり
優しい甘味やスパイシーさが奥から湧き上がってくる
ようなタイトで深い味わいになるらしい。
今回は 2014年産ということで少し若すぎたかな。
バランスは良くいろんなものが詰まってる感じがしたので
かなりのポテンシャルを含んでいるってことなんだろう。
ぜひ古いヴィンテージを飲んでみたい。