いくつか見どころがありました。
コンタにピタリとつかれながら先頭をひた走る
フルームめがけて枝が降ってきました。
( ↑ 太文字をクリックすると別窓で映像が出ます)
これ、熱狂的なスペイン人の悪質行為かと思いました。
「国籍やチームに関係なく応援してくれる観客に感謝」
とフルームがつぶやいてた矢先の出来事で
非情に残念に思ったのですが・・実はそうではなく、
棒切れで地面を叩いて応援していたおじさんの
棒が折れて飛んだ。が正解だったようです。
( ↑ 太文字をクリックすると別窓で証拠映像が出ます)
あ、マズイ、と一気にトーンダウンしたおじさん。
もう2度と棒切れで地面を叩いたりしないことでしょう。
興奮して思慮の足りない行動をするのは困ったものですが
故意に悪さをする観客がいたわけじゃなくてホッとしました。
幸運なことに選手にもぶつからなかったですしね。
ゴール間近のコーナーには熱狂的なファンが詰めかけ、
去年のツールのダッチゾーンさながらに大盛り上がり。

思わず飛び出す観客(あぁ超級裸族)を、警備の警官が
ひっつかむ!羽交い締めにする!押し戻す!
見るからに屈強なガーディアン、G J でした!(≧▽≦)b
今回もポイント賞は代理表彰式。
まだゴールしていないデゲンコに成り代わってバルギルが。
前回はチームスタッフがジャージを受け取っただけですが
今回はバルギル君ジャージ着ちゃってましたよ。
いいんですか?
(そもそも未ゴールなのに表彰式する時点でマズイ)
異次元の走りをみせたコンタとフルームについて。
2人ともたった6週間前に骨折したばかりだというのに
この調子のよさ、普通ではちょっと考えられません。
どうやら超回復理論を実践しているらしいです。
(解説担当の栗村さんの言)
最近よく聞かれる「超回復」ね・・。
ティンコフとスカイは
チームとして手間とお金をふんだんにかけて
他チームを出し抜くほどの超回復のノウハウを
持っているんでしょうね。
しかもその超回復のやり方が
コンタとフルームにはピタリとハマッたんでしょう。
そう考えると、チームの違いや選手の体質の違いで
走りの強さが大きく変わってしまうことになりますよね。
最先端の技術にピタリとハマる体質を持った選手だけが
あずかれる恩恵、その上での勝利。
と考えると、スタートはもう既に平等ではありません。
いくらドーピングをしないようにして
皆が同じ条件で戦うようにと思っても、
ドーピング以外のところで平等にはなりきれない。
選手は皆それぞれ不平等な条件下で戦うのです。
ただ、それが悪いというわけでもありません。
その不平等さを覆すためにいろいろ工夫するわけですから。
その工夫が選手自身や関係者にやりがいをもたらすし、
観客にも興奮や感動を与えるのでしょうから。
などとグチャグチャ考えてしまいました。
まとまらないですがこれにて今日のブログはおしまい。