
素敵な形 ♪
当然プリトは何かしでかしてくれるでしょう。
期待しながら中継を見ていましたが・・
痛恨の寝落ち
疲れてたところに夫の誘いでワイン飲んじゃったんだよぉ~ぅ
気づいた時にはレース終盤で、
展開が分からぬまま5強が映るコマギレ映像を見て
あっという間にコンタがゴールしてました。
仕方が無いから録画を見て復習。
まず4人の逃げができ、集団とのタイム差は最大 10分半。
メイン集団はほぼスカイがコントロール。
( ↑ ここまではリアルタイムで見ていた。
以下 ↓ 録画とテキストライブを使って復習。)
レースも半分を過ぎると
逃げと集団の差はぐんぐん縮まります。
3つ目の1級山岳頂上付近ではその差1分。
4つ目(最後)の山の麓で 30秒 → 逃げ完全吸収。
本気の集団てコワイ。
最後の超級山岳、上り始めでのトップ集団のメンツは、
スカイ2名(フルーム含)、ティンコフ2名(コンタ含)、
バル師匠、カチューシャ2名(プリト、Gカルーゾ)、
アルー(アスタナ)、バルギル(シマノ)の9名。
その後に互いに少し間を空けながら
ダニなど数名の選手がポツポツと続きます。
そして運命の時。
総合順位の大逆転をかけてプリトが大博打に出ました!

残り 9km で飛び出します。誰も追ってきません!

500m ほど行ったところ(14秒差)でバル師匠が追走を開始。
この加速によって集団はご覧の通り ↑ 。
バル師匠、フルーム、コンタ、アルーしかいなくなります。
大博打に出たプリトの一人旅、最大 31秒のリード!
しかし残り 6.2km でフルームが加速。
この動きにコンタだけが反応し、2人でプリトに迫ります。

残り 5.3km でついにプリトが捉えられてしまいます。
( ↑ このあたりで寝落ちから覚めた。
全く状況が読めないまま呆然と映像を眺める
リアルタイムのワタクシなのでありました・・)
プリトは 1km ほど2人についていきますが
残り 4.2km 地点でとうとう脱落。・°・(ノД`)・°・
間もなくバル師匠も追いついてきてプリトをパス。(iДi)
ついにはアルーにまで追いつかれてしまいます。(>_<)
なんとかアルーにはついていくプリト。

うまいことアルーに牽かせてここから逆襲を!
なんとかして再度逆襲をっっ!!!
という私の祈りも届かず・・
先頭では他を寄せつけない怪物2人の
異次元の戦いが繰り広げられていました。
フルームをピッタリマークし続けるコンタ。
そんなコンタなど意に介さぬように
まるで己との戦いといわんばかりにひた走るフルーム。
永遠に続くかと思われるくらい長いこと
この状況が続きました。が・・

フラムルージュを過ぎたところでコンタがアタック!
延々5km 以上も牽かされ続けてきたフルームは
ついていけませんでした。
観衆の目を釘付けにしてきたフルームが
コンタを引き立たせるための道化師に早変わり。
誰かが言ってたなぁコンタは "cold blood" だって。
勝負においては本当にその通りですね。
見てて寒気がしました。
コンタ、フルーム、バル師匠の順でゴール。
そしてプリトとアルーはと言うと・・
残り 300m で上ハンから下ハンに持ち替えて

プリトが意地のアタック!
4位をもぎ取りました。
以上がレース展開。
残り 9km でプリトがアタックしたところ、
リアルタイムで見てなくてよかったと思います。
見てたらものすごく興奮して期待しちゃって、
その反動で皆にパスされたときもっと落ち込んだろうから。
スペクタクルな展開のために飛び出したプリト。
逆転の可能性に賭けたフルーム。
冷酷に迎え撃ったコンタ。
これぞプロ。これぞエンターティナー。
ものすごく見応えのある素晴らしいレースでした。
↓ ラスト 10km の様子
次のブログに続く。