





ステージ前半はいいお天気だったらしいですが・・
ラスト 12km で逃げを吸収した直後
雨にぬれた路面で大落車発生、多くの選手が餌食に。

ブライコビッチはフェンスに激突し、すぐさま病院へ。
彼はビザの関係で参戦できなかった選手の代わりに
もともと怪我してたのをおして出場した身、気の毒すぎます。
クネゴは左脚負傷+メカトラのため 1:29 遅れでゴール。
ランカスターはゴールしたものの手を骨折し次ステージ DNS。
その他負傷して DNF の選手、難は免れたものの遅れてゴール、
ゴールはしたものの負傷のため次のステージ DNS 決定、
などなど影響を受けた選手が続出。
一方、集団前方でこの大落車をやりすごした幸運な数名が
阿鼻叫喚の集団を尻目に逃げ集団を形成。
その中にはアシストを1人連れたエバンスの姿も。
少なからず落車の影響を受けた追走集団は追い上げきれず
エバンスらが危なげなく逃げ切ってゴールし
ライバルたちから少なくとも49秒のアドバンテージを獲得。
一緒に逃げていたマシューズは
マリアローザを着ながらステージ優勝も果たしました。
スプリンターの彼がなんで山頂ゴールで優勝!?
と私の頭は激しく混乱してますが
これもリーダージャージマジックなのでしょう。

カチューシャで落車に巻き込まれなかったのはダニひとり。
彼はなんとか追走集団に入って 49秒遅れでゴール。
その他の選手は遅れてゴールか DNF (T_T)
カルーゾは落車後ピクリともせずに路上に横たわる姿
そのあと救急車に乗せられるところまで
ライブ映像でずっと映し出されていましたね。
臀部負傷、左脚打撲で脚が全く動かせなかったそうです。
左手の舟状骨骨折が悪化していないといいのだけど。
ビシオソは大腿骨の3カ所を骨折、手術のためローマへ。
そしてプリト。
今回の落車で肋骨1本と親指を骨折したそうなのですが
実は先月のアムステルゴールドレースのもらい落車で
既に肋骨2本を折っていたのだそう。
それを隠してジロに参戦(今年の最大の目標だったから)
調子を取り戻そうとしていた矢先にこの落車。
落車してすぐにバイクにまたがり直し
気持ちを奮い立たせて走りだしたそうですが
息ができなくてまた骨折したなと悟ったそう。

それでも他チームの選手と小さいパックを作り
7:43 遅れでゴールしたその精神力には畏怖の念さえ抱きます。
1日も早い回復と、ブエルタ & 世界戦での活躍を祈ります。
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というわけで、私のジロも早々に終了です。
(プリトのいないレースなんて翌日の仕事に影響するの覚悟で
夜更かししてまで見る気になれん!!)
しばらくレース観戦ブログも書かずに
この記事↓ 見ながら泣いて暮らします。
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