




オリカのエースナンバーはイタリア人のサンタロミータ。
隊列のローテーションも前半は参加せず大事に運ばれてるな~
と思いきや、最後のゴールはタフトさんが先頭で入りました。
御年37歳チームでいちばんの長老が敬われた形か(ぽこ直感)
TTのいちばんの功労者だからリスペクトされたのか(始兄談)
と、あっちでもこっちでも勝手な憶測してましたが
当日ちょうどタフトさんの誕生日だったということで
チームからこの座をプレゼントされたんだと本人の談。
シャンパンファイトの瓶のふたがなかなか開かなくても
落ち着き払った態度は流石ベテランのタフトさん
ポディウムでもしみじみ噛み締めてる表情が印象的でした。


スタート時の並びは、手前から
ベルコフ、モレノ、ボルガノフ、ビシオソ、グゼフ、ロサダ、
カルーゾ、パオリーニ、プリト の順。
スタートしてすぐに右カーブがあるので
TT得意なベルコフがアウトコース側でスタートダッシュして
そのまま先頭に立つという定石通りの並び。

プリトは前半ローテーションとばして体力温存。

途中ものすごい雨になり、ぬれた路面を大事に走った結果
グゼフが右カーブを曲がりきれずにフェンスに突っ込む
なんてシーンもありハラハラしましたが
落車もメカトラもなくすぐに隊列に戻りました。ホッ

しかしこの雨は意地悪なことにカチューシャのときだけ
やたら激しくなり(その前後は晴れた)タイムに影響、
総合陣ではプリトが最も出遅れるという結果に (;´༎ຶД༎ຶ`)

リエージュでのゴール直前落車の記憶も生々しいマーティンが
またやっちゃいました、路面の小さな段差でスッテーン!
後続の選手が互いの自転車に乗り上げて次々落車。
ハースやフェルナンデスはすっ飛んでましたよ Σ(@_@;)

マーティンより前を走っていた4人は無事でしたが
TTT では5人目のゴールタイムが成績となるため
5人そろうまで足止めを食らうハメに。
ちょっと先の路上で所在なげにウロウロして待つ
ヘシェダルたちの姿・・切ない (´; д ;`)
結局、中間計測直前で早々にちぎれたウェーグマンが
無傷で合流(かえってラッキーだったという皮肉)、
5人で最後まで走りましたが 3:26 遅れという成績。
落車したマーティンが鎖骨骨折でリタイア、
フェルナンデスもゴールしたもののタイムアウト、
初日にしてアシスト2人を失うというおまけ付きで、
ヘシェダルの総合争いはかなり厳しくなってしまいました。
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プリトファンとしては、アムステルゴールドレースでの
もらい落車の影響(左脇腹の痛み)が心配されるまま
ジロに突入したわけですが
それよりも雨の影響や他チームのアクシデントなど
波乱の幕開けになってしまい複雑な思いです。
ステージリザルト
①オリカ(24:42) ②Ωクイック(+0:05) ③BMC(+0:07)
④ティンコフ(+0:23) ⑤ スカイ(+0:35)
⑥アスタナ(+0:38) ⑦キャノデ(+0:53)
⑧モビスタ(+0:55) ⑨シマノ(+0:56) ⑩AG2R(+0:58)
⑪トレック(+1:00) ⑫ベルキン(+1:01) ⑬ネリ(+1:01)
⑭バルディアニ(+1:07) ⑮アンドロニ(+1:14)
⑯FDJ(+1:18) ⑰ランプレ(+1:20) ⑱コロンビア(+1:22)
⑲カチューシャ(+1:33) ⑳ロット(+1:34)


主な総合リザルト
⑨ウラン(+0:05) ⑮エバンス(+0:07)
⑰サンチェス(+0:07)






