生徒の気持ちがわかった | 音楽からそろばんまで 京都 poco四条 075-231-2993

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珠算修練会さくら珠算教室です。

 

今日みかんというアプリで朝単語の暗記をしていました。

私は語彙力がなく、単語対策をしているのですが、24単元覚える単語の17単元までのらりくらりとやってきて、今日17単元がテストでクリアとなったので「よっしゃ!」と思ったんですよ。(各単元確認テストで満点取らないと次に進めない)

 

で、新しい18単元目やろうかな、と思ったときにちょっと「気が重いな~~」と思ったわけです。

もうそのあたりになるともともと知っている単語というのが10個に1個もないぐらいになってくる。

全部私にとっては新出単語。

 

となると、日本語訳が「潤色」とかになってきて、身近な言葉でなかったり(日本語でも)、抽象的な概念の単語もあったりして、ちょっとな~~と思いつつ、結局やったらやったでまあ、なれてきて新出ではなくなるので、徐々に覚えていくんですけれど、これってそろばん検定受かったばっかりの生徒の心理なのかな~と思いました。

 

そろばん指導していて、受かって飛び上がらんばかりによっしゃ!と喜んだ生徒なのに、その次の級にはなんだかグダグダという生徒を少なからず見ていました。

 

もちろんそれを励ましたり、教材を変えたり、内容を変えたり、準級でハードルを下げたり、計測の方法を変えたり、あの手この手で新しい級に慣れていく手伝いをしているのです。

 

ですが、私自身は心のどこかで「受かって喜んだんだからそりゃ次の級喜んでやっていくものだと思っていたのに(実力だってあると認められたわけだから)なんで、次の級でへこたれちゃう子がいるのかな~」と思っているところがありました。

 

だけど、私自身が先ほどのアプリで18単元目に入ったときに、ちょっと気が重いな~~と思ったのはこういう心理か!と今更気が付きました。

 

じゃあ、どうやったら18単元目に取り組めるかというと、「でもやらないとな」と自分が納得していること。それから「これまで覚えてきたんだから同じように頑張れば大丈夫」という経験値。そしてやっぱり頑張りを認める仕組みとか、難しくても成長している手応えとか、

まあ、今までの指導と特に変わりはないのですが、頭で理解しているのと、心で実感したのは違うな~と改めて思いました。

 

 

ちなみに、勉強指導でもそろばん指導でも「大変だ~~」とか「しんどい~~」と弱音を吐く子には最近「そうだよね~~、しんどいよね~~」といったん共感するようにしています。そのうえで「でもせっかくだから1問頑張ってみない?」「全部やれなくてもいいから、今5分できることを目の前のものだけやって片付けよう!」など共感と次の一歩をセットにするようにしています。

 

生徒たちも「やらないといけない」とわかりつつ、ぼやいているんだなと思うので、はねのけるより共感のほうが次の一歩が進みやすい気がします。

 

いつまでたっても学びの日々ですね。