音楽からそろばんまで 京都 poco四条 075-231-2993

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珠算修練会さくら珠算教室です。

 

うちの子は順調に進んでいるのかしら、半年受かっていないけれど大きく停滞していないのかしら、

〇年生になったら〇級とれるかしら、そういった未来に対するわからない状態というのはもやもやするものですね。

 

もちろん預言者ではないのではっきりと返事はできませんが、一般的に

「結構早い進み具合の子」「平均的な進みの場合」「ゆっくり目の場合」という3つに分けて

今までの指導経験からざっくりとチャートにしてお知らせすることにしました。

 

もちろん、早くても遅くてもその子が一生懸命頑張っていたらそれでいいと思います。


でも、例えばかなりゆっくりさんだけど目標が小4で珠算1級合格などとなるとどこかで軌道修正が必要だったり、

受験などで退塾時期が決まっているときなど、思っていたのと違った、というのに少しでも

ならないように、頑張ればこの範囲で伸びしろはある、というのはお伝えできると思います。

 

そこで当塾での成長目安チャートを作り、生徒の希望者に個別でお渡ししています。

(そういうのは別にいい、子どもが自分なりに頑張ってくれてたら平均は気にしないという保護者さんに配る必要もないので希望制にしています)

 

子どもの可能性は無限大です。だから決めつける必要はありません。ただ、現在150人生徒さんがいて10年以上数百人の生徒さんの指導をしてきて、体感的にこのくらい、と思っていることの情報共有をしておいてもいいかなと思いました。

 

実際入塾した時あきらかにゆっくりモードのお子さんがご家庭の協力とご本人のやる気スイッチONで平均より上の層に入ってきている方もいらっしゃいます。

 

私にとっては見えている景色でも保護者には見えていない景色の時お互いに情報を共有するほうがより誤差が出なくていいかなと思っています。

珠算修練会さくら珠算教室です。

 

明日は元高1(新高2)生に明日駿台atama+学力判定テストを実施します。

これは、比較的安く1500円で受けられる駿台の模試なのですが、当日に判定が出るのですぐに学習に活かせるというものです。

がっつりと本気の模試とは違い3教科のみで、時間も短時間、即日結果が出て、比較的基本的な問題が多いとの認識ですが、どんな感じか楽しみです。

 

試験ということで試験対策を生徒たちもしているので、やはり、模試そのものが素晴らしいというよりも模試をきっかけに復習をしたり、そのテストで実力を知ったり、そのあとのお直しで苦手克服したりと模試きっかけでマンネリ化しがちな勉強によい刺激になると思っています。

 

うまく生徒のレベルと合うようなら今後も定期的に実施していきたいと思っています。

(本来なら各自家でやるものなのですが、いつでもできるはなかなかやらないのであえてPC受験なのに教室に来てやってもらいます。( ´∀` ))

 

それ以外、新中学2,3年生はこれまでのまとめテストをしてもらいます。出るところは伝えいるのですが、それ以外のまとめ問題も出す予定です。今後定期的な試験で皆が成長していってくれるのを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

珠算修練会さくら珠算教室です。

 

いよいよ4月1日ですね!一気に春めいて、汗ばむぐらいです。

子供たちは一つ大きくなるのがとてもうれしそうです。

大人の私は自分が一つ大きくなるのはちっともうれしくありませんが、平等に年は取っていきますね。^^;

 

そろばん講習会そろそろ参加してみようかと、例年参加しているものをチェックしていて、さっそく今年も参加することにいたしました。ZOOMでの講習会になり手軽になったことはありがたいなと思います。(前後の移動時間も費用も計算しなくていいので)

 

そろばん教室は最初手探りではじめましたので、講習会は本当に参考になりました。

参考になるだけでなく、ああ、同じ考えなんだ、という思いや、この方向性で間違っていなかったという確信やいろんな先生との出会いなど、得るものはとても多かったと思います。

 

ちょっと小旅行ってかんじであちこちの地域に行くのも少しワクワクしました。(そうでもないとなかなか新幹線も飛行機も乗らない生活なので)

 

ZOOMになるとそういうプラスアルファが減るのは寂しいと思いつつ、また徐々に復活してくるのかな、と楽しみにしています。

 

今日は生徒さんの保護者からあとどのくらいで〇級?などの見通しを尋ねられました。ある程度幅をもってお答えしつつ、やはり、そういったことは私たち講師側からすると感覚でざっくりとイメージがわきますが、子供や保護者目線ではそういったことが全く霧の中、未知の世界なんだろうなと思います。

 

また、5級ぐらいから合格のテンポが徐々にゆっくりになってくるものなのですが、それが当然と思っている講師側と、うちの子最近受からない、、どうもそろばんが下手になってきているのか、と判断される保護者や生徒さんがいるのではないかなと感じています。

 

わかりやすい指導は心がけていますが、わかりやすい目安(このくらいでこの級など)があったほうがより今どういう状態なのか平均値からわかることもあるかなと思います。私自身すごく感覚的にふわっと認識していることなので数値化すると逆にそこから外れたときに生徒さんや保護者がショックを受けたり逆にやる気減少につながってはいけないのですが、とはいえ、全く見えないのも問題かなと思い、ちょっとだいたいの平均ルートを表にしてみたいと思います。

珠算修練会さくら珠算教室です。

 

そろばんの指導方法は色んな考えで結果今の形に落ち着いています。

今の形というのは 細かいのできりがないのですが今思いつくものだけ書いてみると

 

1.タブレットで導入(ある程度とくのに慣れるまでお直し必須のタブレット)慣れたらプリント

2.3種目30分の試験も1種目5,7,10分など生徒のやる気、集中力、試験までの日数などで調整

3.タブレットレースや紙レースなど一部の子にはレースも実施

4.レースは苦手な子にやる気を出すために先生との勝負(先生の目標点数をクリアできるかどうかなど)実施

5.ぷち教材(オリジナルの初歩教材)は本人が間違えたとき、講師は解き方を指導して一緒に解いたときはその答を書かない(必ずもう一度一人で解いて解けたら答を書く)

6.見取りが苦手な初級者はぷちアプリで15問○ケタ5口加減算をといてタイマーで何問といたかカウントしてそれが出来たらドリームカード

7.暗算は3分3種目を普段しているが、必要な生徒には1種目解けるまでのカウントアップで解く

8.机はすべての生徒の左側から見れるように配置

9.そろばん指導もそうだが、「わかりません」「できました」「忘れました○○貸してください」などが

いえるようにお手本のことばを教える

10.とき方を忘れたときに説明する前に、一度本人になぜココに答をおくのか説明して、など説明を求め、

わからないときは答え方を教え、それをもう一度本人の口から、なぜココに答を置くのかと確認して、答えられたらOKとする

11.ぷち教材はある程度できるけどちょっと自信がない、という不安定期には上から声をアテレコする

(ごだまごろごろ、ともだち3ごろごろなど動作の直後にかぶせていく)

12.掛け算は全ての級で両落とし、観察定位法、割り算は3級までは問題の割られる数を1の位、10の位などにおいてとく解き方、3級以上はスタートラインを決めて、ケタを把握するとき方(暗算に便利なので)に切り替えます。

見取り算は基本は全部一括で足し引き、ただし、一部の生徒は必要に応じて分割にしています。(視野が広くない、ミスが減らない、暗算で見取り問題を解くタイプの子などのとき)

13.全珠連の応用算(文章題)は低学年でも高学年でもやる気があれば全員に教えます。(本人の希望にあわせる)

 

細かいことを書くとエンドレスですね。

ぱっとおもいついただけでこれだけですから、普段の授業のときはもっとこまごまと色々あります。

 

なので練習メニューはかなり多岐に渡ります。同じ珠算検定プリントだけでも何パターンもあるので、その都度そのこの性格、先週やってきたこと、試験までの日程、など色々加味してメニューが決まります。タブレットも加えるとものすごいバリエーションになります。

 

 

じゃあ、そのメニューどうやって思いついたか、というとそろばん研修などで学習したこともあるのですが、それ以上に自分の教室の中での生徒の反応で生み出されたものです。

 

なので、この指導法が他の教室で合うかといったらそれは全く違うんですよね。

私のキャラクターと生徒のキャラクターの融合でそう言う指導が今ぴったりきているだけなので、うちの教室でもあと10年経ったら、私も教室も生徒もかわりますから、また違う指導方法が生み出されていると思います。

 

そういえばあの時あんなことしてたね、って言ってそうです。^o^

 

今は夕方6時の部は勉強生徒もかぶっているので、チェバ・メネラウスの定理を復習している高校生徒の横で1+6を解いていたりしますので、変な感じですが。

 

今の課題は選手クラスをどうやって育てるかです。また考えていきたいと思います。

 

珠算修練会さくら珠算教室です。

 

先ほどの記事では集団指導のメリットをお伝えしました。

 

じゃあ、集団指導だけでいいじゃん、と思われそうですが、集団にもデメリットがあります。

例えば、5+6の足し方は1をたして5をひいて10を足す、ということで、作業が3つになるのですが、

じゃあ、4+6はそれではできなくて4ひいて10を足すということで作業が2つですみます。

そろばんは最初の覚える作業が複雑でそして基礎なので大切です。

 

ところが、どうしても忘れちゃう子、自信がなくなる子など一定数いるので、そういう子たちは、

講師が他の生徒の指導に回っている数分の間に「自分オリジナル」の解き方を編み出したりします。

当然それで5+6が11になるはずが、14になったりと想定外の答えになってしまいます。^o^;

で、そのままにしておくと、それが定着して、正しく5+6が解けなくなったりします。

 

他にも4足すところを4ひいたり、と作業がこんがらがっちゃいます。

 

それ以外にも個別だと、間違ってもすぐ訂正ができるし、今は〇〇を足すところをしっかり見てあげたい、など

指導の理想に近づけることができます。

 

例えば、、

先日の体験では偶然少人数の生徒だったので、ある程度丁寧に見ることができましたが、その時にも

「私の指導の言葉がその子のところに届くのに少しフィルターがかかっている感じがする」

けれど、

「言葉さえ彼に入ればしっかり理解できる子だ」とか

そういうのが感じ取れるので、そういう時は、同じ言葉を少し変えながらその子の理解にヒットする言葉を探し続けたり、

3回位言ってから、確認して、どこまで理解できているか、様子を見たりすることができるので

指導側の私としてもそのほうが「今日はしっかり指導できた」とストレスがなかったりもします。

 

以前にもブログで書いたのですが、自分がしっかり教えきれなかったな、他に良い指導はなかったのか、と

もんもんとするときは教室でぼんやりとしてしまい、気持ち重いまま動けず、ずーーん、と落ち込んでしまいます。

 

なので、生徒側からの本心は100%わかりませんが、でも、やっぱり、最低限私越しのフィルターで「あ、このこは

そろばんを楽しんできてくれているな」とか「あの子のスランプが少し取り除けたな」という

指導をしたときは指導後の気持ちがだいぶ違います。

まあ、集団のほうがそういう点でしっかり見切れなかったかもしれない、というそろばん指導そのもので見逃しがどこかにあるかもしれない可能性はあります。とはいえ、両方タイミングでそれぞれいいところと悪いところがあるので、

その子に今あっているほうをお知らせし、しばらく個別を取り入れましょうかとか、そろそろ集団になじんでいきましょうか、と

アドバイスして対応させていただいております。

 

今日は集団で来ていた幼児さんがお母さんに「ココの答え違うで」と指摘を受けていて、それを本人が「先生は間違ってもいいよっていってくれたからいいもん」としっかり反論していて、「そうそう!間違ったっていいんだよ」というのが伝わっていてものすごくうれしくなりました。間違いは直すけど、講師に見せるときに間違いを直して見せる必要はない、直すお手伝いをするのが私たち講師なので、隠れて筆算しているよりよっぽどいいので、そういうことをずっとずっと言い続けているのですが、それが幼い生徒さんにもしっかり伝わっていたんだ、と本当にうれしかったです。

 

余談ですが、伸びるお子さんの要因の一つに保護者が教室に対して信頼感を持っていて下さるというのがあります。

 

教室に関する話をしたり、先生に対応するときの保護者の様子を子供は何気なく見ながら、それを肌で感じています。

そのときに「ただのそろばんの先生」ごときと言ったらいい方は悪いですが、少し下に見ておられると子供もそれを敏感に感じ取って先生の話をしっかり聞いてくれないときがあります。

 

でも、普段から「あのそろばん教室の信頼してお任せしている先生」と思っている先生とみていると、子供もそれを感じて、先生の話大事だから聞いておこう、となってくれるのです。

 

だから、幼児さんや低学年で親がそろばんに口を出すときに全然聞いてくれないのに、講師がちらっと言った一言は素直に受け止めているのは「先生」がすごいんじゃなくて「先生」をすごい人にしてくれている「保護者」がすごいんだと思います。

 

その感謝を込めて今日も仕事させていただきいました。なので、保護者の方で「私の言うことはちっとも聞かへんのに、同じこと言った先生のいうことは聞くなんてなんか寂しいなぁ」と思われるかもしれませんが、それは「大成功」なのです。

そういう点でも保護者さんには感謝しきりです。