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とあるやんちゃな生徒さんが、最近ぐっと調子を上げてきました。
まだ低学年なので、どうしても無駄な動きというか、がちゃがちゃしてしまうことも多く、目を離すと歩き回ってしまうようなタイプです。
これまでは教室で寝転がってしまうなど、なかなか手を焼く場面もありました。
けれど、いろいろと試行錯誤を重ねる中で気づいたことがあります。
その落ち着きのなさは、裏を返せば“有り余るエネルギー”なのだということ。
そして、そのエネルギーがそろばんに全集中したとき、驚くほどの力を発揮するのです。
上の級(まだ段ではありませんが)に進めるようになり、自信や、やりがいも芽生えてきました。
今では、そのパワーがしっかりとそろばんに向かい、良い結果につながっています。
もちろん、まだ鞄の中はぐちゃぐちゃですし、まだ落ち着きがあるとは言えません。
でも、あふれているそのエネルギーが一つのことに集中できたとき、爆発的な伸びを見せる――そんな瞬間を、今まさに目の当たりにしています。
そして、もう一つ嬉しい変化がありました。
この子の字は、正直とても粗く、
「0をきちんと閉じる」「枠からはみ出さない」「二重書きをしない」など、
守るべき基本ルールがなかなか身につきませんでした。
何度注意しても改善せず、こちらも悩んでいました。
ところが、最近ふと気が付くと――読めるのです。
しかも、どちらかというと少しきれいになっている。
「字をきれいにしなさい」と言わなくても、自分で必要性を感じたのでしょう。
まだ低学年なのに、自分で気づいて整え始めたことが本当に立派だと思います。
これからの伸びしろが楽しみでなりません。
さて話は変わりまして、教室では級の上下もあります。
「誰が●級で、自分は〇級で」と、周りを意識することも当然あります。
どんな子でも、教室トップでもない限り、どこかで「負けた」と感じる瞬間があるでしょう。
それでも、周りを少し気にしながらも、「自分も伸びている」と思える心を育てていくこと。
自己肯定感を保ちながら努力を続けること。
そのバランスがとても大事だと感じています。
小さい子がよく言う言葉に、
「なんもしてへんのに解けた(ラッキーな俺すごいという意味)」というものがあります。
正直、それは自慢ではありません。
ただ偶然数字が合っただけで、努力の結果ではない。
「見ていないのにできた」「運よく当たった」ことに、かっこよさを求める言動が出たときは、
私はあっさりと
「それ、別にすごくないよ。ただの偶然じゃん。」
と伝えます。(わりと厳しめの先生です。)
その代わり、泥臭く頑張っている姿は、全力で褒めます。
そろばんは「『頑張る』をする訓練」だと聞いたことがあります。
本当にその通りだと思います。
結果が出ないときもある。
それでも頑張る。
落ちたら原因を考え、また頑張る。
その繰り返しの中でしか、本当の成長はないのだと思います。
土曜の授業で受験案内をすると、
「頑張ってみる」と嬉しそうに笑顔で言ってくれました。
切磋琢磨している仲良しの友達と、「私も受ける~」としゃべりながら帰っていく後ろ姿を見て、
ああ、いい時間を共有できているな、としみじみ感じました。
こういう瞬間があるから、やっぱりこの仕事はやめられませんね。