facebookにはタブーとされている言葉がいくつかある。
その言葉を使うと婚活での好感度が著しく下がる言葉
あなたに好感を持つ相手にフィルターをかけてしまう言葉。
今日はその一つを紹介する。
「一流と二流の違い」でも書いたけど、一流はシンプルを愛する。
対して二流はゴテゴテと付け足すことを良しとする美学だ。
素の自分に自信がないから、物に頼ってしまう。
あれこれ沢山くっつけて「どう、すごいでしょ？」とアピールする。
香水の匂いをプンプンさせているのは二流の証。
そんな人間がSNSで使いがちな言葉がある。
それは「KA RA NO」
「焼肉からのカラオケ～」
「ドトールからのスタバ！うちらどんだけカフェ好きやねん笑」
「ディズニーからのホテルビュッフェ♪」
そう「からの～」だ。
なぜ「からの～」がタブーワードなのか。
それは煩雑な情報を提供する言葉だからだ。
「AからのB」
Aをして、それからBもしました。
読み手にはAとBという2つの情報が入ってくる。
結果どうなるか、ほとんどの場合どちらも記憶に残らない。
コップで想像してみてほしい。
オレンジジュースとピーチジュースが一つのコップに入っている。
これは何味だろうか？
飲んだ人間には「よくわからない甘い味」として伝わり、忘れ去られる。
これがオレンジジュースのみだったら、話は別だ。
はっきりとオレンジの味が記憶に残るだろう。
いちばん記憶に残りやすい写真であっても、一つの画面に2枚以上貼ってあるとぼんやりした印象になってしまう。
facebookやインスタグラムでも見かけるだろう、4枚とかそれ以上の分割された写真を１画面にまとめてある投稿を。
これを見たときあなたは1枚1枚内容を確認するだろうか。
脳の処理が追いつかず「なんかいっぱい写真が貼ってあるな」というところで終わってしまうのが関の山ではないだろうか。
結局1枚も写真がじっくりと見られることはなく、なんの印象も残らない。
写真でさえそうなのだから、活字だけで印象を残すというのは相当ハードルの高いことなのだ。
さらに「からの～」には知性や品というものが感じられない。
凡庸な言葉だ。
私はこんなに充実な生活をしています。
あれもこれも楽しんでるんです。
羨ましいでしょ？
というスケベ心が漏れてしまった言葉だ。
そこには侘び寂びというものがない。
シンプルを愛する日本古来の精神は微塵も感じられないのだ。
「からの～」を愛するのはドンキホーテでワンピースフィギアのガチャガチャをやって、テレビ台にごちゃごちゃ並べて幸せを感じている層だ。
そういう人間がいたっていい。
小さな幸せをガチャガチャやクレーンゲームに託して、毎日楽しむという生き方だって美しい。
肝心なのはあなたが出会いたいと思っている人間がどんな人間なのかだ。
「からの～」に魅力を感じるのはどんな人間なのか今一度考えてみてほしい。
使うか使わないかはあなた次第なのだから。
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