九州ツーリング(1)からの続き
今日は雨降りの朝
濡れたまま片付けて遅めの時間に出発
寄り道その①
「開門温泉」
無人の公衆浴場ですが中々良い泉質とのこと♨
鉄錆臭のするしょっぱい黄土色のお湯でした
上がったらポカポカして汗かいた
寄り道その②
池田湖畔にある「新永吉の棚田」
生産した米を皇室に献上したことも有るとのこと
「タノカンサァ(田の神様)」
田んぼを守り豊作をもたらす神様で鹿児島県と宮崎県にのみ存在します
これも形の違うタノカンサァ
チ○ポっぽく見えるのはワタシだけ?
田の中にある老木を切らずに残しているとは良いですね
寄り道その③
「知覧特攻平和会館」
知覧は大東亜戦争末期に陸軍の特攻隊基地となったところで一度は訪れたかったのです
館内は撮影禁止のため画像は有りませんが出撃した隊員の遺書や遺品は涙無くして見れません
自分の息子ほどの若者が国のために身を挺して散華した歴史を忘れてはなりません
もう空を飛ぶことは出来ませんが実物の一式戦(隼)
30年ぶりに海底から引き揚げられた零戦
塩水に浸かっていた割には原型を保って・・・ジュラルミンって腐食に強いのですね
知覧護国神社
1869年(明治2年)の建立で戊辰戦争から大東亜戦争までの戦没者を祀っています
平和会館と同じ敷地に有りながら参拝者も少なくひっそりとした佇まいが印象的でした
五日目の野営地は鹿児島県伊佐町(旧薩摩大口町)にある 「たかくまソロライダーズ野営場」
名前の通りソロで旅するバイク乗り向けのキャンプ場です
到着する頃には雨も上がり青空が・・・
ライダーハウスも併設されているので大雨時やテント設営が面倒な時に良いですね
室内はこんな感じ・・・
簡易宿泊設備ですが寝袋一つあれば快適に過ごせそう
九州最後の夜なので少し豪勢に肉を焼きます
旨塩ハラミ焼き(゚д゚)ウマー
ハンバーグも焼きます
デミグラスチーズハンバーグ(゚д゚)ウマー
一夜明けて今日は快晴
テント撤収完了
今日は目的地まで400km・・・ガッツリ走ります
九州中央山地のど真ん中
村の96%が山林という秘境とも呼べる椎葉村に来ました
椎葉村にある 「仙人の棚田」
こんな高地の山腹に田んぼを造るとは・・・まさに天空の棚田
きっと山の上の方でも豊富な湧水があるのでしょうね
ちょうど田植えの季節でした
【阿蘇パノラマライン】
坂をアップアップしながら上ると・・・
「草千里」 キターーーー
【やまなみハイウェイ】
阿蘇市からは県道11号(通称やまなみハイウェイ)に・・・
広大な草原では牧畜も行われています
やまなみハイウェイを走って熊本県から大分県へ・・・
Twitter(X)で有名な 「長者原」 キターーーー
やまなみハイウェイのラストは 「由布岳」
これまた九州らしい景色ですね
由布岳を過ぎれば九州屈指の山岳ルートも終わり
別府の街への下りとなります
しかし別府は不思議な街だなぁ・・・
普通の市街地の至る所で温泉の噴気が吹き上がっているし♨
せっかく別府に来たので温泉に入ります♨
ほんのり硫黄臭のする無色透明のお湯でした
宇佐市の辺りで日が暮れてきました
400km走って22時に無事目的地の新門司フェリーターミナルに・・・
帰りは東京九州フェリーで神奈川県横須賀市までワーブ
さすが15,000トン級デカい
ラストは速度28ノット(約50km/h)で関東まで21時間の旅となります
ポッケ緊縛の図・・・
外海に出るとひっくり返るのでガッチリ固定されました
さよなら九州・・・またいつか
朝食は和食で・・・
久々にまともな朝ご飯をいただきました
高波もなく順調に航海中
徳島沖あたりで九州に向かう姉妹艦「はまゆう」とすれ違い
静岡県沖辺り
何やら進行方向に怪しい雲が・・・
あっという間に嵐になった
伊豆半島沖
西の空は雲がきれて夕日が
三浦半島の街の灯りが見えると到着まであと僅か・・・
神奈川県に上陸・・・こっちはザーザー降りの雨だった
家までの2時間はまたまたカッパを着ることに
過去一番の車体系トラブルツーリングでしたが何とか自走で帰宅
応急処置で走れる状態だったのが不幸中の幸いでした・・・
翌日から通常勤務でしたがフェリーでゆっくり休養をとったので疲れは無し
また、アマゾンで買ったゲル座布団のお陰で尻の痛みもほぼ解消されました
5/30~5/31のルート
5/31~6/1のルート
【GPSログ値】
総走行距離:2498km
平均燃費:33.5km/L
【メーター読み値】
総走行距離:2853km (17,861km→20713.8km)
平均燃費:38.3km/L
ガソリン使用量:74.52L
※メーター読みとGPSログでは10%強の誤差が有るが、
ハッピーメーターである可能性を考慮しGPSログ値を公式記録とします