24時間テレビは偽善か? | ビーグル犬ポチⅡとの田舎暮らし

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2005年8月31日からYahooで開設していましたが、引っ越ししてきました。
老夫婦とビーグル犬ののんびりした田舎暮らしです。

昨日は、日テレ系で24時間テレビが放映されました。
 
24時間テレビは、私が大学生の頃始まり、
それまで寄付なんてことを全くしたことのなかったのに、何を思ったか1000円という大金を寄付してしまった因縁?の番組です。
当時の1000円と言えば、学食でなら5食は、食べることのできた金額です。
 
そして、今年は第37回、良く続いています。
しかし、個人的には、最近の24時間テレビには魅力を感じません。
巷でも言われているとおり、過度の演出、感動の押し付け・・・
最初の頃の新鮮な感動は、どこに行ってしまったのか?
これは、私が歳を重ね、感性が鈍ってきたからではないと思っています。
基本的にチャリティー番組なのに、出演者に高額のギャラが支払われていることも話題になりました。
 
純粋なチャリティー番組とは言えないのに、そのチャリティーを前面に掲げているこの番組は偽善か?
偽善という表現が適切でないなら、この番組は今後も必要か否か?
 
私の結論は、必要!
少なくともこの番組によって寄付された車が我が町内を走っているし、
寄付した人もその車=自分の善意を形として見ることが出来て、満足感に浸ることが出来ている。
豊満な国、日本の家庭に眠っている小銭(もちろん紙幣もあるだろうけど)を市中に引き出すことが出来ている。
 
今までの36回での寄付総額は約340億円だそうです。
チャリティーというと最近は、氷水をかぶるのが流行っていましたが、
あのようなチェーンメール的なものよりは、ずっと健全に思えてしまうのです。