福島第1原発 「ミュー粒子」調査によると、核燃料はほぼ溶けていた #Fukushima | 乖離のぶろぐ(*´∀`)吸い込んで応援
https://youtu.be/B2WgpcO5_iw
福島第1原発1号機原子炉内の核燃料、ほぼ溶けていたことが判明(福島15/03/19)

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視聴回数 332 回
2015/03/19 に公開
19日に公開された、福島第1原発1号機原子炉建屋の映像。宇宙から降り注ぐ「ミュー粒子」を使って撮影された。事故から丸4年が過ぎ、燃料がどこにあるのか、その状況が見えてきた。当初の想定通り、1号機の核燃料は、ほぼ溶け落ち、原子炉内に大きな燃料は残っていないことがわかった。
福島第1原発廃炉推進カンパニー広報担当・川村信一さんは、「炉心に1メートルを超えるような大きな燃料の塊というのは、確認できていない。この結果は、今まで公表してきた推定と一致している」と語った。
19日午後、東京電力が初めて公開した1号機の原子炉建屋内の映像。
格納容器と圧力容器の内部が映し出されている。
この原子炉内に燃料が残っていれば、はっきりとした黒い影が見えるが、その影は確認できない。
東京電力では、ミュー粒子による透視技術を使って、1号機の溶け落ちた燃料の位置や量を把握する調査を行っていた。
その結果、1メートルを超えるような大きな燃料の塊は、原子炉内に残っていないことがわかった。
東京電力では、測定方法を検証したうえで、調査を続けることにしている。


https://youtu.be/2Y_Bc9VoJok
福島第1原発 「ミュー粒子」使った調査について整理します。(福島15/03/19)

FNNLocal
視聴回数 187 回
2015/03/19 に公開
19日に公開された福島第1原発1号機原子炉建屋の映像は、宇宙から降り注ぐ「ミュー粒子」を使って撮影された。2月から始まった「ミュー粒子」を使った調査とは、どのようなものなのか整理します。
福島第1原発1号機の周辺に設置された2台の測定器。
この調査では、宇宙線が大気に衝突して生じる「ミュー粒子」を利用し、溶け落ちた燃料の場所を特定する。
ミュー粒子とは、宇宙から絶え間なく降り注ぐ宇宙線から生じるもので、装置の中には、ミュー粒子の数と方向を記録するセンサーが入っている。
ミュー粒子は、物質を通過する性質を持つが、ウランなどに衝突すると方向が変わる。
この装置を開発・設置した茨城・つくば市の高エネルギー加速器研究機構「KEK」。
高エネルギー加速器研究機構の藤井啓文理学博士は、「燃料がメルトダウンやメルトスルーで、下に落ちているとすれば、ここがなくなってきて、上と同じような影のない像が得られる」と話した。
この調査で、溶け落ちた燃料の位置を特定し、取り出しに向けた対策が進められることになる。