池袋・護国寺・大塚坂下の散歩 | やるせない読書日記

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 2時半くらいに池袋。準急、速い。

 

 ジュンク堂横の東通。昔は雑司ヶ谷墓地に

 

続くひっそりとした道だったが、オサレにな

 

ってしまった。二三分で都電駅、雑司ヶ谷墓地。

 

寒くなると思ったが、風がなく温暖。冬は終わ

 

ったんすかね。どうにか、今年も生き延びた。

 

 墓地を通り抜け、護国寺。交差点にあるファ

 

ミマでお茶と塩結び。護国寺境内に入り、大きな

 

山門を写生するが、興が乗らない。よっぽど上手く

 

ないと山門なんて描けませんよ。小学生の女児が

 

二三人で遊んでいる。ロリコンジジィと思われる

 

のも嫌で退散。

 

 護国寺の隣は豊島御陵。豊島御陵沿いに少し

 

歩く。少し前、ネットで大塚坂下の辺りの急峻

 

なすり鉢状の谷にのような風景を見たので来て

 

見たが、実際は北側斜面に急な坂が幾つか、住宅

 

があり、入り組んだ迷路のようなところもあるが

 

ごく狭い範囲。そうは奇矯な場所は世の中に

 

ないですよ。

 

 坂の路地を歩いていると、鈴木信太郎の旧居が

 

区立の記念館になっているので見学。仏文学者で

 

ヴェルレーヌやらの翻訳あり。俺はヴェルレーヌ

 

は新潮文庫で堀口大学で読んだ。鈴木信太郎は

 

岩波だったと思う。森林太郎からの私信なども

 

展示されていた。

 

 ここから大塚まで僅か。見知った大塚駅前の

 

食べ物屋を見て歩く。安い天ぷら屋があり、オヤジ

 

が逝ってしまう前に来ようかな。

 

 富久晴という焼トン屋。四時半で確か開店して

 

ると戸を引くと、すでに四五人出来上がっていた。

 

四時から開店らしい。先代の大将の時、よく通った。

 

コブサシ、ガツ、レバー、シロ、塩で注文。お新香。

 

黒ホッピー三杯。この頃、毎日、飲酒。

 

 死んだら酒,飲めない。3,050円。

 

 外に出たのが5時半。