読書の効用 | やるせない読書日記

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書評を中心に映画・音楽評・散歩などの身辺雑記
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 昨日は朝の六時頃、ものすごい土砂降り。後は曇天。二食自炊。ユー

 

チューブには料理番組が多く助かる。

 

 家の片づけも、非力な故にこの頃、息切れ。できる範囲でやりましょう

 

で、外階段の掃除やら、工具の整理、ぶどう棚の修繕、部屋のそうじなど。

 

これだけでも、やらないよりは疲れる。

 

 お昼に散歩。さかもとでコーヒーとジャムトースト。有料自習室で1時間半。

 

福岡伸一の「生物と無生物のあいだ」。動的平衡という言葉。生物は分子の

 

レベルで常に外から内へ内から外へ流動しながら平衡を保っているという事

 

らしいが、良く分からない。俺の頭ではスラスラ読めない。途中でまた寝てしま

 

う。寝ると時間の感覚がなくなり、目覚めて、一時間くらい寝込んだと時計を見

 

ると五分くらいしか経っていない。少し眠ると頭がスッキリする。

 

 あんまり内容が良く分からないまま読了。後書きを見ると、こんな記述。

 

 福岡伸一(1959年生まれ)は小学校低学年で松戸に引っ越すがそれまでは練馬に

 

住んでいた。

 

 今から思えば、当時の練馬区は、畑が広がり、ニワトリを飼っている農家が点在す

 

るようなのどかな田舎で、その意味では松戸と変わるところはほとんどなかっただろう。

 

が、東武東上線沿いのこの街に私はとても愛着があったのだ。

 

 東武東上線は練馬区に駅はない、練馬区に隣接している板橋区に我が上板橋、東武

 

練馬、下赤塚、成増の四駅がある。成増は練馬区とは距離がある。東武東上線沿いのこ

 

の街となると、下赤塚、東武練馬、上板橋か。確かに上板橋の北側は工場街だったが、川越

 

街道を渡ると、農地ばかりで、牧歌的な農村風景が展開されていた。70年代中頃まで、練馬区

 

の春日町、平和台のあたりは一面のキャベツ畑だった。上板の南口の氷川台か平和台の人で

 

はないだろうか。今度、会ったら聴いてみよう。会うことはないけどね。

 

 本文よりも後書きに興味が湧いたというのも初めてだ。

 

 夜になると、湿度が高くなり涼しくなった。ぽつんと一軒家で七十代半ばの人が、自力で別荘を

 

建てた話。俺のような体力のない者には到底無理。

 

 十時過ぎに就寝。