おでん | やるせない読書日記

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書評を中心に映画・音楽評・散歩などの身辺雑記
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 一昨日の夜、ヒロで呑む。酒飲むというより夕飯を面倒くさいときは

ここで食べる。典型的場末スナックであるが、ママが触らせるとか会計

がいい加減とかいう下品な店ではない。メンチカツの定食とおでん、

白菜の漬物、アサリの酒蒸し、焼酎お湯割り三杯で2,200円。なんだか

今年は年の暮れという気がしない。そう言えば、ヨーカ堂の店頭で正月

の飾りつけを売るんだが出ていないな。俺のような偏屈には正月なんて

全然、意味ない。大体、ディズニーランドに生涯で一回しか行ったことが

ないのだから、世間の平均から大幅にずれている。

 ヒロのママにおでんの出汁の作り方を教えてもらった。みりんと薄口醤油、

塩少々でいいらしい。昨日の夜、作ってみたがみりんが多すぎて甘くなったが

食えない事はない。おでんは具を色々、代えていくと飽きることなく三日くらい

もつからいい。

 キューブリックの「ロリータ」見終わる。まあ、映画はこんなもんでしょ。と

いうか、キューブリックぐらいじゃ「ロリータ」は無理。ヴィスコンティとか

ブニュエルくらいならどうにかなるかも。映画という形式では難しい。ピーター・

セラーズが出演していたが、流石というところですか。

 岩下尚史の「ヒタメン」を読む。三島死して44年だが、まだ、こういう本が出る

ということは、まだまだ三島由紀夫には価値があるのだろう。

 いつも同じこと書きたくないが、今朝も胃の具合がひどかった。朝食はおでん。

白菜を追加。やけになってウィスキーを水割りで一杯。

 天気予報通り、雨模様で寒い。だが、雨は正午過ぎたら止むであろうという予報。

 今年もお世話になりましたのメールが二通、携帯に入っていた。