煉獄のマリエッタ | やるせない読書日記

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 昨日は朝から胃の調子がイマイチ。なのに朝飯にキムチをボリボリ。その

せいかだるくなり朝飯の後、寝てしまう。9時過ぎに起きて大塚の絵画教室。

若い頃は、少し寝ていたり仕事してると体調は回復したが、さすがにこの歳

ではねえ。マリエッタというルネサンス期あたりの石膏像をデッサン。これ

で5回目だが、だんだんと迷路にはまり込んできた。多分、俺の歳になると

直感で描けるということはもうない。十二分に形を認識しなければ描けない

のだ。格好いい台詞はいいけど、まあ、結局下手なのだ。隣室のアトリエに

美大受験科の若者たちのデッサンがあるが、青春の息吹を感じさせられる。

 昼になっても雨は上がらず。大塚はいい街で喫茶店や下町風の飲食店が

多い。古い喫茶店でミートソースと紅茶。バスに乗って茗荷谷の放送大学。

胃液が逆流してきて喉が痛む。ブースの中で寝てしまう。

 夕方、雨もあがりイオンで1,500円のプリンセス・ダイアナというクレマチス

を購入。一週間前は5,000円だった。それから母親に会いに行く。

 文庫本の「夢屑」所収の「幼女」など読む。ゲッ!これロリコン小説じゃな

いのか。敏雄、とんでもねえ奴だ。

 夜の8時、薄ら寒い。飯でも食おうとしたらタオさん来宅。彼にブッシュミルズ

を飲ませて、俺はホッケの開きで夕飯。彼はウィスキーを呑んで、女の話。新しい

女を俺に紹介したいらしい。まあいいけどさ。一時間ほどで彼は帰る。

 体調が悪く十時に就寝。

 今朝は四時半に起きた。昨日、服薬したので胃の調子は上向き。