ラムのソーダ割りとアナイス・ニン | やるせない読書日記

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昨日はアナイス・ニンの「小鳥たち」の感想を書こうかと思ったけれど興が乗らないので止めて


ダラダラテレビを見て過ごしてしまった。ロンブーに山本モナが参戦してがぜん面白くなる。山本モナは大した


逸材である。大したとりえも無くて共稼ぎをして子供を産んで育てもしないで保育園に預けているがともかく人並


の生活を確保したという安寧だけが自慢の女たちのアンチテーゼに立っているところがすごい。モナ頑張れ。


今日、書類を届けにチャリをこぐ。爽やかな気候であった。図書館でアナイス・ニンに関する本を何冊か借りる。


前に借りて、丁寧に読まなかった矢川澄子の「父の娘たち」を再読。森茉莉と交わされる矢川のもう絶滅してし


まった山手知識階級の子女独特の言葉遣いがすごい。相手も森茉莉なのでこれも大したものである。


いいところのお嬢さんである彼女達の言葉遣いはもう過去のものなのだろう。


仕事が終わって、家に帰り晩酌でラムのソーダ割りを飲む。ニ杯目はメルシャンの軽井沢。