東京必食の  激安極うま店       ”安うまグルメ王”柳生九兵衛 | やるせない読書日記

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実業之日本社刊行でなんとジャストオンリイ500円の本だ。場末の中華料理屋の必修アイテム、「週刊漫画サンデー」


に連載されていたものを百選して上梓したもの。「週刊漫画サンデー」に上昇志向はあるはずもなく、そりゃ格好つけた


高い店などあるわけがない。


  時には奮発して高級店でご馳走を食べるのもいいでしょう。

  

  でも、私が紹介するのは、単に値段が安いだけでなく、いつでも気軽に食べられる、安くて、”うまい”もの。しかも


  10万円持っていた人だけが食べられるうまいものではありません。普通の人が普段の1回に使えるような金額、


  また、それを食べるために誰もが気軽に出せるような金額、つまりは500円とか1000円くらいまでの予算で食べ


  られる物だけに絞り、その枠の中でのうまいものをご紹介したいと思っています。


なるほどねー。説得力あります。みんな偉そうな澄ました顔してイタリアンのランチとか好きだけど実際、昼飯に毎日


800円平気で使える人なんていないもんねえ。いたら御免なさい。


格好つけんじゃねえよ、どうせ貧乏人じゃねーか、というノリで色々安くてうまい店を紹介している。俺もその道の原価とか


はよく分りませんが、どー考えても一般の家庭の食材と高級料理店のそれのコストに大きな差があるようには思えないが。


いい場所に出したら家賃がかさむし、規模を大きくしたら人件費がかかる。それらが料金に反映されているのだと思うが。


大体、和田アキ子とか石橋貴明なんかにもの良し悪しがわかるはずもなくあんな芸能人が行く店が本当に美味いか、ど


うかわからない。幡ヶ谷の納豆定食専門の店、「ねばり屋」とか早稲田にある伝説のすた丼屋「早稲田屋」、840円のとん


かつ定食が食べられる足立区梅田の「とんかつ  港屋」、425円のハンバーグ弁当の倉井ストアーは京成立石。等々、


散歩好きの行きそうな下町の界隈にある店を紹介している。俺の地元の大山の店も何軒か掲載されている。この手の


本を何冊か読んでいるが一番信用できる気がする。


これは俺のような東京の散歩が趣味の人間には格好の本でその近いうちに実際に訪問して報告します。