トーテムとタブー | やるせない読書日記

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書評を中心に映画・音楽評・散歩などの身辺雑記
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胃がきしんで6時前に目が覚める。雨があがっていてとても美しい朝だ。


昨晩はK氏と電話で話す。組織改正をして管理職が逃げていってしまったそうだ。こんな事あるのか。


まあ珍しいことではない。世知辛くなり辞める人が多い。家族の介護が理由の人もいる。あたかも自分


が勝ち組のような意識でリストラや仕事の効率化を語る人がいる。そりゃパートにしてコストを削減する


のはいいだろうが自分がパートになったらどうなんだといいたい。どういう意図で中間層を潰しにかかって


いるのか良く分からない。アメリカがすべての規範ではないとは思うが。景気もよくなったので世の中もう


少し変わって欲しい。



昨日は「トーテムとタブー」を読む。難しくて良く分からない。フロイトが未開社会のタブーについて精神


分析学の立場からアプローチしている。タブーがあるということはそのことを欲しているということになる


が(例えば近親相姦にたいするタブーの反対に近親相姦に対する希求が存在する)、他のいろいろな


概念が分らないと解釈することができない。