【悲しい結末】女性の現在の生活・様子 | 岩城産婦人科妊活ブログ

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【北海道の不妊治療専門クリニック】
早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
患者様のご意見第一、納得できる治療を心がけてます。
[オンライン処方,PFC-FD,ネオセルフ検査,タイムラプス,TESE/PIEZOICSI可能]

 

ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


 

【オンライン処方】

 

DHEAメラトニンは再開しました。

 

*現在、メラトニンの、

個数制限はありません

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

   
 

 

不妊治療妊娠

 

悪阻で入院中、

夜中にわめいたり

ふらつきが出る

 

 

 

花 前回のまでの記事花

 

【1】卵巣機能不全の診断。

不妊治療で妊娠後、ふらつきわめく。

 

【2】妊娠後に悪阻が強く栄養失調。

よだれと尿が流れ出る。

 

【3】手足を動かさず意識障害

尿が出ずお腹が出る。

 

【4】ウェルニッケ脳症の疑い

G大へ転院。

 

【5】母体救命のため妊娠21週で中絶

 

【6】産婦人科から精神科へ転科

 

【7】精神科を退院するが症状は悪化

 

 
 
サムネイル

スーツ 解説を担当致します。

弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。


【取り扱い分野】

不妊治療分野/離婚分野

・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など

 

 

 前回までのまとめ

 

 

○昭和62年3月

月経不順でY病院 受診

診断:卵巣機能不全

▶︎ 妊娠希望で不妊治療開始

治療:排卵誘発剤・ホルモン剤で、

タイミング法指導

 

 

○11月6日

診断:妊娠6週

悪阻がひどくお粥なら少し摂取可能

通院治療を開始

 

注射内容:5%ブドウ糖20cc

ビタミンC 500mg

ビタミンB6 30mg

タチオン(肝庇護) 200mg

※11月29日まで継続

 

11月末には、お粥も嘔吐してしまう

 

 

○11月30日

Y病院 入院

・番茶しか口にできず、番茶も嘔吐。

ほぼ絶食の状態

 

○12月2日

脳症状発現

大声・不眠・夜驚症

 

ホリゾン(緊張を和らげる)

コントミン(抗精神薬)

・連日 注射投与する

▶︎ 改善せず

 

 

○12月12日

栄養失調改善せず

尿中アセトン++

カリウム3.0

 

○12月18日

コントミンを倍量に増加

▶︎ 改善せず

 

○12月19日

体重36.5kgになる

 

○12月31日

口数が減る

 

○昭和63年1月1日

開眼したままぐったりと話さない

 

○数日後

よだれと尿を流すようになる

(流涎著明,尿失禁)

 

 

○1月8日

・頭部MRI 異常なし

・内科医も診察

お腹が腫れ、導尿する

手足を動かさない

傾眠状態

▶︎Y院長が息子に聞いて、

「ウェルニッケ脳症」を疑う

▶︎ ビタミンB1を20mg投与。

 

 

○1月9日

意識障害が強くなりG大へ転院

転院時の状態

・極度の痩せ

・体重マイナス34%

・たんぱく質4.5/dl

・貧血

 

▶︎ 大量のビタミンB1、

高カロリー輸液の投与開始。

 

▶︎意識は清明になるが、

大声を出したり不可解な事を言う

 

 

◯2月10日

中絶手術(妊娠21週)

 

○4月4日

診断:非アルコール性、

ウェルニッケ・コルサコフ症候群

 

○5月25日

G大を退院する

 

○退院後

症状が悪化

・激しい怒り、異常な興奮

・全身の震え

 

 

 

 34.再入院【神経内科】

 

 

⬜︎ 症状の悪化のため、

原因の精査のため、

昭和63年12月21日〜平成2年2月27日

G大病院の神経内科に入院した。

 

*神経内科:脳・神経・筋肉をみる診療科

 

 

⬜︎ 神経内科のO医師は、

「ウェルニッケ脳症」の診断書

を退院の際に作成した。

 

 
 

 35.身体の状態

 

 

⬜︎ 神経内科の退院時、

上半身の震えは止らず

自分で直立できるのは30秒足らず

歩行はまったくできない

という状態だった。

 

 

⬜︎ その後、

全身的な機能回復訓練を主な目的として、

K療育病院に通院、O病院に入院。

 

 
 

 36.医療費の負担を軽減する為

 

 

⬜︎ G大病院の神経内科O医師は、

医療費請求の診断書には、

(平成元年2月17日付け)

ラムゼイハント症候群型の脊髄小脳変性症

と記載をした。

 

 

⬜︎ その後は所見を改め、

2月27日付け診断書には、

「ウェルニッケ脳症」との記載をした

 

 

*医療費の負担額が変わる。

 


 

 37.頭の震え

 

 

⬜︎ また、平成3年2月21日頃、

J医大附属病院の神経内科は、

女性Aの頭部振戦を、

ウェルニッケ脳症後の後遺症

と考えていた。

 

 
 

 38.女性Aの現在の症状

 

 

【 現在の症状と生活状態 】

 

⬜︎ 現在、女性Aは、

歩くことはできない

 

 

⬜︎ 上体(上半身)を起こすにも、

背もたれが必要

 

 

⬜︎ 座っていても、

上体が揺れてしまう状態

 

 

⬜︎ その為、

車椅子での生活をしているが、

車椅子も十分に動かせない

 

 

⬜︎ 日常生活には介護が必要

 

 

⬜︎ 車椅子の乗り降りに介助が必要

 

 

⬜︎ 排尿・排便等にも介助が必要

 

 

⬜︎ 上半身と手の震えが止らない

 

 

⬜︎ 言語も不自由

 

 

⬜︎ 現在、

身体障害者等級2級の認定を受けている。

 

   
 
 続きます。
 
解説:弁護士 甲野裕大
 甲(きのえ)リーガル法律事務所
  

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