皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEA・メラトニンは再開しました。
＊メラトニンは、
おひとり様3個までとなります。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
夫がトランスジェンダー、
体外受精で娘を授かる。
離婚して性転換。
体外受精で第二子が生まれる。
【令和4年】
前回の記事
解説を担当致します。
弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。
【取り扱い分野】
不妊治療分野/離婚分野
・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など
18.裁判所指摘：性転換前の子
高裁では、以下を指摘した。
⬜︎ 長女Cは、
男性Bが、法律的な性別が、
まだ男性だった時に、
男性B自身の凍結精子を使って、
体外受精で生まれている。
⬜︎ 法的な意味で男性であり、
(生殖機能を持つ男性)
尚且つ、
生物学上の父親であれば、
認知が可能。
⬜︎ つまり、
長女Cは
性別変更前だった男性Bに対して、
子どもの権利として、
認知を求める権利を獲得していた。
⬜︎ その後、男性Bが、
法律上、女性に性別を変更したとしても、
子どもには全く関係のない事情なので、
長女Cの権利が失われることはない。
19.裁判所判断：長女Cは認知可
⬜︎ 以上からすると、
長女Cは、
父親だった男性Bに対しての認知請求権を、
現時点でもなお、
有効に使うことができる、
⬜︎ 長女Cについては、
長女Cの認知は認められるべきである。
20.裁判所指摘：性転換後の子
⬜︎ 次女Dは、
男性Bが、
法律上の女性に性別を変更した後に、
男性Bの凍結精子を使って、
体外受精で生まれた子ども。
⬜︎ つまり、
次女Dの生物学的な父親でも、
男性Bはすでに、
「生殖機能を持つ生物学的な意味での男性」
ではなくなっていた。
⬜︎ 民法787条で、父として認められない。
⬜︎ 次女Dは、
男性Bに対して、
認知を求める権利を取得できていない。
21.裁判所判断：妹は認知不可
⬜︎ 次女Dについては、
長女Cとは異なり、
出生時点で男性Bが法律上、
性別変更で女性になっていたため、
認知を求める対象ではなくなっていた。
⬜︎ 次女Dについては、
男性B(現女性)の認知は、認められない。
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今日も皆様のお力になれますように
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医療法人社団 岩城産婦人科
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