【41歳】ゴナールエフ150から225への変更と、卵の発育(まち様) | 岩城産婦人科妊活ブログ

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【北海道の不妊治療専門クリニック】
早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
患者様のご意見第一、納得できる治療を心がけてます。
[オンライン処方,PFC-FD,ネオセルフ検査,タイムラプス,TESE/PIEZOICSI可能]

 

ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


  

【オンライン処方】

 

DHEAは再開しました

  

*現在、メラトニンのみ欠品してます。

お申し込みいただけません。

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

 
まち様よりご質問頂いております。
※前回の続きです。
 
 
 

 

【まちです。感謝しております。】

 

詳しく丁寧にご教授いただき、

ありがとうございます。

 

排卵障害の有無や卵巣機能の状態によって、

刺激の強さは判断されているものなのですね。

 

私はAMHが高いわけではなく排卵障害も無いのですが、

OHSSを起こしてしまうので、

もし次の採卵のときも卵巣機能が良好なら、

刺激方法というよりトリガーを変えてもらえば、

防ぐことが出来そうですね

 

なぜ今の通院先クリニックは、

HCGをトリガーにするのか不思議です。

 

主治医の方針にはなかなか口は出せないことなので‥

主治医の腕といいますか、

治療方針は大切となりますね‥。

 

重症の高リン脂質体抗体症候群があって採卵をすべきなのか‥

妊娠できたとしても、

無事に出産までいくことも大変で難しいことも痛感しています。

 

 

でも一度きりの人生、

子供を産み育てたいという気持ちも強いですし後悔もしたくないです。

 

苦しい状況ですが、

やるにも終わるにも結果もどうあれ、

自分が納得できるかですね。

 

 

 
犬 院長の回答 犬
 
指差し 前回の続きですね。
 
  

状態まとめ

 

 

⬜︎ ご年齢:41歳

 

⬜︎ 今までにわかっている疾患:

抗リン脂質抗体症候群(重症)子宮腺筋症

 

⬜︎ 流産について:

流産2回化学流産1回

 

1回目 妊娠5週完全流産

2回目 妊娠7週完全流産

 

【 不育症検査 】 

 

⬜︎ 抗CL IgG

1回目52.3→2回目58.1

 

⬜︎ 抗β2GPI IgG

1回目431.2→2回目311.3

 

*その他の項目はひっかからず。

 

⬜︎ 治療:直近の1回だけ

バイアスピリンヘパリン使用

アスピリンは移植日、

ヘパリンは胎嚢確認後。

 

⬜︎ 絨毛検査 :2回とも実施なし
(自宅トイレで流産で)
 
 
 <その後の治療 >
2023年7月 胚盤胞5AA移植で陰性
2023年8月〜12月 休み
2023年12月 退職
2024年1月〜5月 レルミナ服用
*子宮内膜症を治療
 
 
⬜︎ 凍結胚:5日目3AC胚盤胞 2個
 
⬜︎ 残りの保険回数:4回
 
  
 
  

 卵巣刺激について

 

 

“排卵誘発剤はゴナールF150を使用していて、育ちが遅かった為、

途中からゴナールF225に変更されていました。“

 

 

“私はAMHが高いわけではなく排卵障害も無いのですが、

OHSSを起こしてしまうので、

もし次の採卵のときも卵巣機能が良好なら、

刺激方法というよりトリガーを変えてもらえば、防ぐことが出来そうですね。

 

なぜ今の通院先クリニックは、

HCGをトリガーにするのか不思議です。

主治医の方針にはなかなか口は出せないことなので‥

主治医の腕といいますか、

治療方針は大切となりますね‥。“

 

 

 

 150から225への変更

 

 

予防接種 おそらく、

ゴナールエフを、

150から225に変更したことが、

卵胞がたくさん育ちすぎてしまった要因の1つ

だと思います。

 

  
 

 225に増量したことが要因

 

 

予防接種 生理何日目から150を、

何日間使って

生理何日目に225に増やして、

何日間使ったか

不明ですが、

もう少しゴナーフエフ150を使い続けて、

待てばよかったと思います。

 

 

オカメインコ 急に育ってくることはないので、

ある程度は、

待つことも大切です

 

 

予防接種 卵胞が育っていないようでいて、

着実に少しずつ育っていたのだと思います。

 

 

雲 焦って排卵誘発剤を増やすと、

小さな卵胞も含めてたくさん育ってしまい、

OHSSを起こしやすくなります

 

 
 

 排卵誘発剤の量

 

 

ぽってり苺 当院ならば、

最大で150単位とします。

 

 

鉛筆 理由は、

ご質問者様の場合は、

卵巣機能は正常で、

且つ、

OHSSを起こすと非常に危険だからです。

 

 

予防接種 AMHの数値と、

FSHの数値と、

採卵周期の、

生理1〜3日目の胞状卵胞の数によって、

微調整します。

 

  
 

 レトロゾールの併用

 

 

にっこり さらに大切なポイントとしては、

OHSSの予防のために、

レトロゾールを使用します。

 

 

薬 実は、レトロゾールは、

OHSS(卵巣過剰刺激症候群)の、

予防薬として知られています。

*医者の中で

 

 
 

 注意点:クロミッド

 

 

注意 クロミッドは、

同じく排卵誘発剤の飲み薬ですが、

レトロゾール・フェマーラのような、

OHSSを予防するような働きは、

ありません

 

 
 
回答:院長 岩城雅範

文・イラスト:理事 岩城桃子

 

クローバー今日も皆様のお力になれますようにクローバー

 

 


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ルテウム、 

ウトロゲスタンは、

再開しました。

 

 

市区町村までの住所など省略された入力は、

処方が出来ない場合があります。
 

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問診票は順次新しくなるため、
古いものは使えません。

 

 

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受信はできません。

 


 

  

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