生後数日、38.5度の高熱で元気がない新生児【大便と破水】 | 岩城産婦人科妊活ブログ

岩城産婦人科妊活ブログ

【北海道の不妊治療専門クリニック】
早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
患者様のご意見第一、納得できる治療を心がけてます。
[オンライン処方,PFC-FD,ネオセルフ検査,タイムラプス,TESE/PIEZOICSI可能]

 

ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


 

【オンライン処方】

 

DHEAは再開しました

  

現在、メラトニンのみ欠品してます。

お申し込みいただけません。

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

  
 

 

便をしている時に破水

 

便子宮口付近付着

感染症リスクがあったが、

医師が妊婦を帰宅させた。

 

 

翌日病院に行き出産するが、

数日後新生児異変

 

  
 
 

 

 

サムネイル

スーツ 解説を担当致します。

弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。


【取り扱い分野】

不妊治療分野/離婚分野

・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など

 
 

 前回までのまとめ

 

 

⬜︎ 妻Aが妊娠、

出産予定日は昭和56年3月28日。

 

 

⬜︎ N病院で診断を受け、

妊婦健診に定期通院。

 

 

⬜︎ 県外にある実家近くのY病院で、

里帰り分娩を決めた。

 

 

【昭和56年2月25日(妊娠35週)】

 

6:00

用便の時に異常を感じて、

破水したと感じた

 

9:00

N病院に受診

医師「破水なのですぐY病院に行って、

入院するように

 

14:20

Y病院に受診

破水の診断

子宮口は2~3㎝

妻の肛門と会陰の間に便が付着

・感染症の予防に外陰部洗浄、

抗生剤のクラモキシルを3日分処方

入浴して洗浄するよう伝え、

帰宅させた

 

 

妻Aは、指示通り帰宅後、入浴。

 

 

【 2月26日 】

 

6:00

陣痛が始まる

 

10:20

Y病院に入院

 

13:32

男児Cを出産

妊娠35週5日

体重 2330g

 

 

【 2月27日・2月28 】

特段の異変はなくミルクも飲んだ。

 

 

【 3月1日 】

ミルクを吸う力が弱く元気がない

 

【 3月2日 】

正午から何も飲まなくなってしまい、

近くのO医院に一旦搬送。

 

O医師と相談の上、

Y病院に戻って様子見となる。

 

   

 
 

 17.発熱し、感染症を疑う

 

 

⬜︎ その後も、男児Cは、

3月2日午後8時に、

10ccしかミルクを飲まなかった

 

 

⬜︎ 3月3日午前0時の授乳時には、

全く飲まなかったうえに、

38.5度の発熱が認められた

 

 

⬜︎ Y医師は、

男児Cの体重が少ないこと、

黄疸が強いこと、

発熱したこと等から、

感染症を疑った。

 

 
 

 18.大学病院

 

 

⬜︎ 医師Yは、

小児科専門の病院に、

転院させる必要があるかもしれない

と考えた。

 

 

⬜︎ そのため、Y医師は、

近くに住む小児科専門医で、

K大学医学部の教授のI医師に、

往診を依頼した。

 

 
 

 19.教授のI医師の診察

 

 

⬜︎ I医師は、

3日午前1時ごろ、

Y医師から男児Cの状況を聞き、

聴打診や各種の反射の検査を行うなどして、

男児Cの症状を診察した

 

 

⬜︎ しかし結局、

緊急に転院させる必要はないと考え、

もう暫く様子見となった。

 

 
 

 20.発熱の原因の検討

 

 

⬜︎ 発熱については、

哺乳力の低下での、

水分の不足から生じた可能性があると、

I医師は考えた。

 

 

⬜︎ 1〜2時間ごとに、

水分を強制的にでも補給して、

予防のために、

抗生物質を経口的に与えるよう、

Y医師に指示をした。

 

 

⬜︎ そこで、Y医師は、

脱水予防のため、

男児Cを保育器に収容した。

 

    
  

 21. 3月3日の授乳等

 

 

⬜︎ 3月3日の授乳等

 

午前1時 糖水10cc

 

午前2時 糖水5cc

 

午前4時 糖水10cc

 

午前5時 糖水20cc

 

午前6時 糖水10cc

 

午前8時 ミルク20cc

 

午前10時 糖水等を全く飲まず

 

正午 ミルクか糖水10cc

 

午後2時 糖水15cc

 

 
 

 22.抗生剤の投与

 

 

⬜︎ 上記の授乳等とともに、

アセチルロイコマイシンシロップ(抗生剤)を、

糖水等に混ぜて経口的に投与した。

 

 

⬜︎ アセチルロイコマイシンシロップとは、

クラマジア肺炎に対して、

特効薬となる抗生剤だが、

大腸菌での髄膜炎や敗血症には、

効果がない。

 

 
 

 新生児クラミジア肺炎

 

 

鉛筆 クラミジアは、

性感染症の1つで、

性行為のみで移るイメージが強いと思います。

 

 

鉛筆 ただ、クラミジアの中でも、

いくつか種類があり、

性病ではなく、

肺炎を起こすタイプのクラミジアがあります。

 

 

右差し 肺炎になるタイプを、

「クラミジア・トラコマチス」

と言います。

 

 

虫めがね コロナウイルスなどと同じく、

飛沫感染が、

主な感染経路です。

 

 
 

 医学的な解説

 

 

⬜︎ しかし、

新生児クラミジア肺炎は、

母体から子へクラミジアが感染して

さらに、

クラミジアに感染した子の中で、

新生児クラミジア肺炎起こす事があります。 

 

 

 

⬜︎ クラミジアに感染した新生児のうち、

肺炎を起こさない新生児もいます。

 

 

⬜︎ 感染した新生児の、

誰しもが肺炎を発症するわけではありません。

 

 
 
続きます。
 
医学的解説:院長 岩城雅範
 
 
法的解説:弁護士 甲野裕大
 甲(きのえ)リーガル法律事務所
  

てんびん座 LINEでのご相談・ご連絡は無料です。

 

LINE: 

  

Tel:03-6416-1595

 

E-mail:

yudai_kono@kinoe-legal-law.com

メールも無料です。  
  
文・イラスト:理事 岩城桃子  
 

クローバー今日も皆様のお力になれますようにクローバー

 

 


ぽってり苺オンライン処方のお申し込みはこちらぽってり苺

 

 

ルテウム、 

ウトロゲスタンは、

再開しました。

 

 

市区町村までの住所など省略された入力は、

処方が出来ない場合があります。
 

2回目以降もこのフォームからのご利用をお願いします。


問診票は順次新しくなるため、
古いものは使えません。

 

 

wordpress@iwaki-sanfujinka-blog.com

よりメールが届きますので受信設定で迷惑フィルターの解除をお願いします。

送信専用のメールアドレスです。

受信はできません。

 


 

  

{emoji:指差し} 質問はこちらからも受付中{emoji:気づき}
 

haibaiyoshi@gmail.com

 

 

..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚

ブログ、コメントなどで、当院がお答えする内容は、あくまでもお話をいただいた情報に基づいた一般的な見解をお示しするもので、実際の診察(セカンドオピニンオンを含む。)ではありません。

直接医師と対面しての診察、検査を行なっていないため、お伝えした内容の正確性を保障するものでは全くありませんので、予めこの点を十分ご理解ください。

 

当院の医師の診察(セカンドオピニオン含む。)をご希望の方は、恐れ入りますが電話やメール等での診察は行っておりませんので、ご来院をお願いいたします。

 

また、当院でのオンライン処方をご利用の方も含め、メールやメッセージで直接のご相談をいただいた場合、当ブログでご回答が可能な範囲の内容を当ブログで取り扱わせていただく以外は、個別のご相談ご回答に応じることはできかねますので、予めご了承ください。

(メールやメッセージでご相談をいただいても個別のご相談に対してメールやメッセージでの回答は行っておりませんのでご注意ください。)

..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚ ..:*・゚..:*・゚

当ブログの内容には細心の注意を払っておりますが、当ブログの内容はあくまでも投稿時点における研究発表の内容や、医療水準に基づいて記載しているものであり、内容について将来にわたりその正当性を保障するものではありません。

当ブログの内容の利用はブログをご覧になられる皆様の責任と判断に基づいて行って下さいますようお願い申し上げます。

上記利用に伴い生じた結果につきまして、当院はその一切の責任を負いかねますので、予めご了承下さい。

実際に、お身体のことで、ご体調などについてのお悩み、お困りのことなどございましたら、必ず、専門の医療機関を受診の上、医師の診察を受けていただきますようお願い申し上げます。

+†+――+†+――+†+――

当ブログの内容、テキスト、画像等にかかる著作権等の権利は、すべて当院に帰属します。

当ブログのテキスト、画像等の無断転載・無断使用を固く禁じます。

+†+――+†+――+†+――

医療法人社団 岩城産婦人科

北海道苫小牧市緑町1-21-1

0144-38-3800

image