皆様へのお願い
【オンライン処方】
＊DHEAは再開しました。
＊現在、メラトニンのみ欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
便をしている時に破水。
便が子宮口付近に付着、
感染症リスクがあったが、
医師が妊婦を帰宅させた。
前回の記事
解説を担当致します。
弁護士の、
甲野 裕大(こうの ゆうだい)
です。
【取り扱い分野】
不妊治療分野/離婚分野
・不妊治療クリニック顧問
・凍結胚トラブル
・精子提供、卵子提供
・不妊治療中の離婚
・不倫
など
前回までのまとめ
⬜︎ 妻Aが妊娠、
出産予定日は昭和56年3月28日。
⬜︎ N病院で診断を受け、
妊婦健診に定期通院。
⬜︎ 県外にある実家近くのY病院で、
里帰り分娩を決めた。
【昭和56年2月25日(妊娠35週)】
6:00
用便の時に異常を感じて、
破水したと感じた
9:00
N病院に受診
医師「破水なのですぐY病院に行って、
入院するように」
14:20
Y病院に受診
・破水の診断
・子宮口は2~3㎝
・妻の肛門と会陰の間に便が付着
・感染症の予防に外陰部洗浄、
抗生剤のクラモキシルを3日分処方
・入浴して洗浄するよう伝え、
帰宅させた
9.入院せず入浴
⬜︎ 妻Aは、実家に戻り、
他の家族より先に、
Y医師の指示どおりに入浴をした。
⬜︎ 妻Aは、その後、
新たに破水を感じることはなかった。
10.翌日陣痛が始まる
⬜︎ 2月26日午前6時ごろ、
陣痛が始まった。
⬜︎ 同日午前10時20分ごろ、
Y医院に入院した。
⬜︎ Y医師は、妻Aを内診した。
⬜︎ 外子宮口が3指(約6cm)の開き、
卵膜がなく、直接児頭に触れること、
羊水の流出がないこと、
等を確認した。
11.出産
⬜︎ Y医師は、
同日午前10時30分ごろ分娩室に入った。
⬜︎ 同日午後1時32分、
妻Aが男児Cを産んだ。
12.新生児の様子
⬜︎ その際、羊水の混濁はなく、
その他、分娩の経過自体には、
格別異常が認められなかった。
⬜︎ 男児Cは、
在胎週数(算定胎齢)、
35週5日で出生に至った。
⬜︎ 男児Cの出生時体重は2330gだった。
⬜︎ しかし、Y医師は、
男児Cの出生直後の状態を、
アプガースコア8点と評価し、
母児や胎児附属物について、
細菌検出の検査を行わなかった。
＊アプガースコアとは、
新生児の仮死状態を示す数値。
⬜︎ ただし、アプガースコア採点の、
具体的内容は明らかでない。
⬜︎ 証拠によれば、
出生当日の観察で、
男児Cの皮膚の色が蒼白で、
チアノーゼがあったことが認められている。
13.新生児の授乳
⬜︎ 男児Cは、
2月27日午前0時ごろ、
糖水10ccを飲んだ。
⬜︎ 午前4時ごろ、最初の授乳で、
ミルク10ccを飲んだ。
⬜︎ 以後、
午前0時、午前4時、午前8時、
正午、午後4時、午後8時の、
毎日6回に分けて授乳されていた。
14.出生日(2月26日)以降の授乳
⬜︎ 3月1日までは、
1回の授乳時で、
多い時で60cc、少ない時で20cc、
概ね40cc前後を飲み、
全体として、
次第に哺乳量が増加していた。
15.男児C過ごし方・看護師の観察
⬜︎ また、看護師が、
毎日1回午前中に男児Cを沐浴。
⬜︎ 沐浴前後に、
検温や全身状態の観察を行い、
その結果を、
授乳量とともに、
児表(看護記録)に記録した。
⬜︎ このような男児Cへの看護の方法は、
Y病院では、
通常の新生児の取扱と、
何ら異ならないものであった。
16.吸う力が弱くなる
⬜︎ 妻Aが、
3月1日昼に授乳した時に、
男児Cの、
ミルクを飲む力が弱いように感じられた。
⬜︎ 出生後から3月1日まで、
格別異常な症状は、
認められていなかった。
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今日も皆様のお力になれますように
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