【44歳】採卵をする場合の適切な採卵法は?(柴犬様) | 岩城産婦人科妊活ブログ

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【北海道の不妊治療専門クリニック】
早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
患者様のご意見第一、納得できる治療を心がけてます。
[オンライン処方,PFC-FD,ネオセルフ検査,タイムラプス,TESE/PIEZOICSI可能]

 

ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


  

【オンライン処方】

 

DHEAは再開しました

  

*現在、メラトニンのみ欠品してます。

お申し込みいただけません。

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

 
柴犬様よりご質問頂いております。
※前回の続きです。
 
 
 

 情報まとめ

 

 

⬜︎ ご年齢:44歳

 

 

【 ホルモン値 】

⬜︎ AMH:2.62

⬜︎ FSH:10

 

【 治療歴 】

 

⬜︎ 移植:8回

▶︎ 胎嚢確認後の流産2回

化学流産3回

陰性3回

 

 

⬜︎ 不育症検査:異常なし

 

 

⬜︎ お悩み:2024年4月に採卵、

4AB胚盤胞3BC胚盤胞を凍結。

 

4ABを移植して陰性だったが、

融解後の写真が綺麗ではない

 

陰性(6/3)の後、

薬をやめても生理がこない

 

 

⬜︎ 現在凍結してある胚:3BC

【2024年4月】

 

  

  

 

 卵巣刺激

 

 

オカメインコ 採卵を行う場合、

当院の場合は、

カウフマン療法の内容を、

FSHを下げて、

育つ卵胞のバラつきを抑える処方内容にして、

前周期に、

採卵に向けた最善の準備を行います。

 

 

 

予防接種 次に、カウフマン療法が終わって、

生理がきたら、

卵巣刺激を行いますが、

卵巣刺激は、

決して強くない量がおすすめです。

 

 
 

 採れるほど良い自体が終了

 

 

予防接種卵子の数が、

採れれば採れるだけ良い

という時代は、

だいぶ昔に終わっています。

 

 

予防 もうかれこれ20〜30年前から、

卵子の数が多いほど良いのではなく、

質の良い卵子」に着目され、

妊娠率は昔と比べて、

飛躍的に改善しました。

 

 
 

 複数個の採卵

 

 

予防接種 当院で、

目安としている採卵個数は、

卵巣機能が正常な方で、

6〜10個です。

 

 

鉛筆 ただ、卵巣機能が低下している方や、

多嚢胞性卵巣(PCOS,PCO)で、

元々たくさんの卵胞がある方は、

治療を工夫しても、

6〜10個になりにくいです。

 

 

ヒヨコ その場合は、

状態に合わせて最善の治療を行います。

 

  
 

 無理な高刺激・自然周期

 

 

ヒヨコ まずは、ご質問者様の場合は、

採卵の個数だけを多く目指して、

無理な高刺激をしないことです。気づき

 

 

予防接種 卵巣機能が、

低下してきているところに、

高刺激で無理に卵巣にムチを打てば

ひどい疲労が起こり、

そのまま回復しないかもしれません。

 

 

鉛筆 かと言って、

極端な低刺激や、

自然周期にしなければならないほど、

卵巣機能は低下していません。

 

 
 

 自然周期

 

 

右差し 特に、自然周期は、

ひどく妊娠率が低いです。

 

 

予防接種 排卵誘発剤の量に関わらず、

排卵誘発剤を使うか・使わないかで、

妊娠率は大きく異なります。

 

 

にっこり 多少なりとも、

排卵誘発剤自体は使った方が良い

と医学的に証明されています。

 

 
 

 アンタゴニスト法

 

 

予防接種 当院ならば、

アンタゴニスト法を選ぶと思います。

 

 

鉛筆 近年、ロング法はもう行われず、

ショート法は減り、

PPOS法が増えています。

 

 

予防接種 アンタゴニスト法PPOS法が、

主な採卵法として行われています。

 

 

二重丸 ただ、アンタゴニスト法ならば、

ダブル採卵(Duo Stim)が可能です。

 

 

 

 

回答:院長 岩城雅範

文・イラスト:理事 岩城桃子

 

クローバー今日も皆様のお力になれますようにクローバー

 

 


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ルテウム、 

ウトロゲスタンは、

再開しました。

 

 

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