【50歳】凍結卵を移植したいけど、更年期もあり体調不良が強い(みなみ様) | 岩城産婦人科妊活ブログ

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【北海道の不妊治療専門クリニック】
早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
患者様のご意見第一、納得できる治療を心がけてます。
[オンライン処方,PFC-FD,ネオセルフ検査,タイムラプス,TESE/PIEZOICSI可能]

 

ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


  

【オンライン処方】

 

DHEAは再開しました

  

*現在、メラトニンのみ欠品してます。

お申し込みいただけません。

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

 
みなみ様よりご質問頂いております。
※前回の続きです。
 
 



犬 院長の回答 犬


指差し 前回の続きですね。


  

 情報まとめ

 

 

⬜︎ ご年齢:50歳 

 

【 ホルモン値 】

 

⬜︎ AMH:0.02(2年半前)

 

生理2日目・前周期薬あり

⬜︎ FSH:42.6

⬜︎ E2:<L

⬜︎ LH:11.2

⬜︎ P4:0.16

 

 

⬜︎ 現在の治療:体外受精

 

→ 凍結卵子凍結胚を、

ホルモン補充周期で移植。

 

 

⬜︎ 凍結卵:1個(47歳)

⬜︎ 凍結胚:1個(48歳)

*分割胚

*どちらも誕生日前日の採卵。

 

 

⬜︎ お悩み:今後の治療、移植周期について

 

 

 

  

 体調について

 

 

“妊娠した周期の前の数年間は、

採卵を目指していました。

 

ところが、D2、3のFSHが高く、

卵胞が見えないので、

2週間くらいは薬を飲まず、

その後プラノバールを12日間服用して生理を起こしていました。

 

薬を服用していない期間は

更年期症状がひどく、

周期によってはプラノバール服用中も

更年期症状が続いていました。

 

 

私の場合は梅雨や夏は特にひどくなり、

プラノバールを服用していても、

ずっと更年期症状がひどく、

慢性疲労症候群の症状もプラスされて、

寝込んでしまいます。

 

早くても、

秋の終わりか冬にならないと回復しません。

 

回復しない可能性もあります。

 

 

体調が悪い状態で

妊娠できるとは思えないので、

体調が悪くなることは避けたいです。

 

移植を先延ばしすることも考えていますが、

その理由の一つは

体調を戻したいからです

 

 

妊娠中とその後のホルモン補充周期中は、

何年かぶりに元気でした。

 

 

もし、移植を先延ばしするなら、

(カウフマン療法がどのような処方かわからないので)

ホルモン補充の時と同じような薬を

処方していただこうかと考えていました。

 

良くないでしょうか。“

 

  
 

 更年期障害と体調不良

 

 

うさぎ 更年期障害は、

閉経前後のホルモン値の変動が原因で、

様々な不調が起こる病態を指します。

 

 

鉛筆 閉経が近づくと、

卵胞が減り、FSHは上昇して、

E2が低下します
 

 
 

 慢性的な疲労

 

 

⬜︎ 体が重い

⬜︎ 体がだるい

⬜︎ 疲れやすい

 

 

雲 これらは、

更年期障害で起こる、

代表的な症状です。

 

 

ランニング そのため、

慢性疲労症候群の症状も、

更年期障害の症状の1つの可能性があります。

 

 
 

 不足するホルモン

 

 

ハムスター 疲労には、

タウリンの処方薬

ビタミンB1,B2のサプリ

漢方薬の補中益気湯

がおすすめとお書きしました。

 

 

ランニング 更年期障害は、

卵巣機能の低下から、

主に、エストロゲンが不足して、

体調不良が起こります。

 

  
 

 エストロゲンの補充

 

 

看板持ち エストロゲンの補充で、

体調が改善することが多く

更年期障害の治療で、

まずはじめに処方される薬の多くが、

エストロゲンです。

 

 

うさぎ エストロゲンは、

卵胞から、主に分泌されます

 

 

ぽってり苺 しかし、閉経して、

卵胞自体がなくなるため、

エストロゲンの分泌がとても低下します。

 

 
 

 エストロゲンの種類

 

 

E1:エストロン

E2:エストラジオール

E3:エストリオール

 

 

ランニング エストロゲンは、

上記の3種類から構成されますが、

E2(エストラジオール)が、

多くの割合を占めます

 

 

右差し E2は卵胞から分泌されるので、

卵胞が減ると、

E2の分泌がなくなってきて、

疲れやすさや、

体の重だるさなどの症状が生じます。

 

 

これを「更年期障害」と言います。

 

 
 

 妊娠で改善する理由

 

 

ランニング 妊娠やホルモン剤の使用で、

症状が改善することがあるのは、

エストロゲンが上昇するためです。

 

 

うさぎ 妊娠では、

体内のエストロゲンが上昇し、

エストロゲンのホルモン剤を使用しても、

エストロゲンは上昇します。

 

 
 

 慢性的な疲労

 

 

うさぎ つまり、

ご質問者様の体調不良について、

今一番考えられる治療は、

エストロゲンの補充であり、

お話を聞く限り、

改善する可能性も十分あります。

 

 
 
回答:院長 岩城雅範

文・イラスト:理事 岩城桃子

 

クローバー今日も皆様のお力になれますようにクローバー

 

 


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ルテウム、 

ウトロゲスタンは、

再開しました。

 

 

市区町村までの住所など省略された入力は、

処方が出来ない場合があります。
 

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問診票は順次新しくなるため、
古いものは使えません。

 

 

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受信はできません。

 


 

  

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