皆様へのお願い
*現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
岩城先生非常に分かりやすいご説明ありがとうございます。
今までのオーストラリアの胚移植の際に貰う写真がイマイチだったのでどんなものなのかと思っていたので、
自分の胚盤胞の状態を知れて良かったです。
少しでも良好胚盤胞と呼ばれるものもあり前向きにいきたいと思います。
私はクリニックに一任して保存基準を決めてもらったのですが、
あまり良くない(Cがつく)胚盤胞も保存するのが普通なのでしょうか?
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情報まとめ
⬜︎ ご年齢:38歳
⬜︎ AMH:2.1【2024年1月】
【化学流産から2回目の生理3日目】
⬜︎ FSH:10.8
⬜︎ LH:2
⬜︎ 黄体ホルモン:0.5
⬜︎ 治療内容:体外受精
⬜︎ 採卵周期:アンタゴニスト法
⬜︎ 刺激量:HMG150単位
⬜︎ 移植周期:ホルモン補充周期
<内容>
*E2製剤:プロギノーバ2mgを3回
→ 妊娠8週まで継続
*黄体ホルモン腟坐薬200mgを3回
→ 妊娠12週まで
*葉酸サプリ5mg・ヨウ素サプリ150μg
→ 妊娠12週まで
⬜︎ 移植10回のうち、
陰性5回・化学流産4回・流産1回
【過去の胚移植】
移植1⇨化学流産
移植2⇨化学流産
移植3⇨9w稽留流産
(神経管閉鎖障害示唆)
移植4,移植5⇨陰性
移植6⇨妊娠判定陽性
ホルモン補充周期で、
胚盤胞1個の移植。
⇨ BT11でHCG398
その後HCG低下、生理がくる。
移植7,8,9⇨陰性
移植10⇨陽性
5w3d 出血を起こし緊急外来へ。
hcg 10190、胎嚢見えず。
その後hcgは徐々に下がり、
6週間後に陰性に。
ここまでがオーストラリアでの治療
【日本の病院に受診】
不育症検査 陰性
CD138 陰性
採卵
日本の凍結胚盤胞:12個
自費診療と保険診療について
“日本での採卵、移植は保険で行っています。
初診の際に化学流産が多い事を指摘され、
化学流産が多い場合は
保険だと移植前から薬を使う?から
保険では対応出来ないから
自費を勧めると言われたのですが…
そんなに保険と自費で分かれるのでしょうか。。
私的には日本の治療で先ずは
年齢の事もあり保険適応であるうちに
保険治療から入り色々試したく
保険で採卵移植してもらう事にしたのですが…
少し不安です。“
化学流産と自費診療
「化学流産が多いと、
自費診療で使う薬が増える」
とか、
「化学流産が多いと、
自費診療の方が良い」
という事はありません。
違うと良いですが、
ちょっと商業的な意図を感じてしまいます。
不育症の方が使う薬
「不育症の治療で」
という意味であっても、
基本的に、
自費診療の方が良いという事はないです。
血液が固まりやすい項目に、
引っかかっている不育症の方に、
使える薬の中で
医学的な根拠があるものは、
今のところ、
低用量アスピリンとヘパリンです。
ご質問者様は、
不育症検査には、
ひっかかっていません。
流産しやすい原因による
また、流産しやすい原因が
夫婦染色体異常の場合や、
原因不明のときには、
むやみに医学的な根拠のない薬を、
使うべきではないです。
その為、
どこの視点から考えても、
説明には無理があるように思えてしまいます。
保険診療の実施
保険診療で良いと思いますよ。
特に、化学流産の回数では、
自費と保険を決める必要はない
と思います。
流産や化学流産に関係なく、
「全体的に妊娠率を上げたい」
という事であれば、
自費診療を選択する事も良いでしょう。
「自費診療の方が妊娠率が高い」
という事実は、
確かにありますが、
それは化学流産がポイントではないです。
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