皆様へのお願い
*現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
誰も1人も、
胎児の心拍モニターを見ず、
胎児心拍停止で胎児死亡。
NSTモニター
昨日から、
紹介しているお話で、
助産師が、
胎児の心拍の低下・徐脈に、
気づいていたのに医師に言わなかった
という点がありました。
詳しくはこちらの記事をご覧下さい
すぐに医師に伝えるべき
胎児の心拍のモニターは、
現代ではナースステーションなど、
遠隔でも見ることが可能です。
しかし、助産師が気づいた時点で、
医師にすぐ報告すべきです。
「誰か見てくれるだろう」
ナースステーションにもモニターがあり、
「誰か医師が見てくれているだろうから」
という考えは、
あまり良くないです。
異常がわかった時点で、
医師に迅速に伝える方が良いです。
類似した昔のお話
このお話自体は、40年前の話です。
* この件は、
他院の他の医師のお話で、
当院の事ではありません。
昔のモニターと、確認方法
⬜︎ 昔は、ナースステーションなど、
遠隔でモニターを見るという、
機械やシステムはありませんでした。
⬜︎ 直接、病室に、
医師や看護師・助産師が行き、
胎児の心拍のモニターを確認します。
⬜︎ 30分おきに確認しに行く、
など、個人の状態や症状、
今までの経過によって、
適宜確認する必要があります。
⬜︎ 状況によっては、
しばらく病室に、
ビッタリ張り付いてモニターを見ている
という事もあります。
「誰かが見ている」という考え
⬜︎ 医師は、看護師に、
30分おきなど定期的に確認するように、
指示していたそうです。
⬜︎ しかし、
それぞれ看護師は、
「誰かが見に行っているだろう」
と思って、
誰も見なかったそうです。
⬜︎ そこで、
しばらく確認があき、
病室へ行ってNSTを確認すると、
死亡していたそうです。
⬜︎ 胎児の心拍の低下の時も、
胎児の心拍の停止の時も、
何も確認がなかったそうです。
遠隔で見れても
ナースステーションで、
見れるようになっても、
基本は変わりません。
昨日から紹介しているお話では、
ナースステーションで、
担当の医師が時々確認していたのかな
と思います。
しかし、
助産師が気づいた時点で、
医師にすぐ言う事なく、
医師がナースステーションのモニターで
気づいて本人の元へ向かう、
という事になってしまっているので、
これは良くないですね。
文・イラスト:理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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