皆様へのお願い
＊現在、DHEAとメラトニンは欠品してます。
お申し込みいただけません。
ご質問など頂く際に、
「匿名」様
「匿名希望」様
以外で、
お名前をつけてくださると幸いです。
匿名・匿名希望が多く、
過去にご質問頂いた内容が、
わからなくなってしまいます。
お手数おかけ致しますが、
なんでも良いので、
お名前をつけてくださるよう、
ご協力して頂けると助かります。
前回の記事
【1通目】
前回に引き続き失礼いたします。
ミルキーです。
先生のブログを拝見し、
勉強させていただいております。
いつも丁寧に詳しく教えていただき、
ありがとうございます。
黄体ホルモン補充のデュファストンにつきまして、
オンラインでの準備を
すすめていただいてるということで
ありがとうございます。
通院先の病院で処方いただけないので
とても助かります!
通院先の病院では、
保険適用での黄体ホルモン補充は
膣座薬と内服薬の併用不可だから
と言うことで
処方できないとのことです。
完全自費診療なら可能とのことです。
しかし、保険適用でも併用して
処方してくださっている病院もあるため、
とても疑問に思っています。
こちら側から希望しても
保険適用の場合は
膣座薬と内服薬や注射薬との併用は
一切不可能なのでしょうか?
移植周期で黄体ホルモンの補充は
とても大切だと考えているため、
保険適用内での黄体ホルモンの補充が
限定されてしまうのはとても残念です。
【2通目】
こんにちは!
先生の方からご質問のありました採卵周期につきまして、
わかる範囲でお答えさせていただきます。
一回目の移植前の採卵時
→採卵の前周期に
ホルモン剤の内服により月経を起こしました。
月経２日目より
クロミッド５日間内服。
プラスで
hmg注射150単位
３瓶分処方されているので、
記憶が曖昧ですが自宅で注射をしていたと思います。
ブセレリン点鼻薬0.15%処方あり、
採卵の二日前23時と24時に
左右一回ずつ点鼻しています。
採血を月経１２日目に実施。
月経14日目に採卵実施。
→５日目はいばんほうひとつでき、
移植後陽性、８週で流産。
２回目、４回目の採卵時
→プラノバール８日間内服し、
生理2日目に受診。
プロベラ錠2.5mg8日分
＋
生理2日目より
レコベル12ﾏｲｸﾛgを連日８日間実施。
採卵前ボルタレンサポ50mg二個
＋
オビドレル250ﾏｲｸﾛg実施。
→２回目採卵時は２つ凍結卵
(６日目はいばんほう)ができ
４回目採卵時には
３つ凍結卵ができています。
(５日目はいばんほう２つ、
６日目はいばんほう１つ)
３回目の採卵時
→生理二日後より
ゴナールエフ900を９日間実施、
１０日目～１２日目に
ガニレスト0.25mg実施。
１２日目にオビドレル250ﾏｲｸﾛg実施。
→変性または未熟卵のみ。
凍結なし。
記憶が曖昧な部分もあり、
わかりずらい内容ですみません。
年齢的にも
amhからみても
高刺激は厳しいと感じております。
刺激方法も先生によって
低刺激から高刺激まで様々であり、
自分にとってどの刺激が合っているのかわかりません。
先生の分かる範囲で
アドバイスいただけたら嬉しいです。
院長の回答 情報まとめ
⬜︎ ご年齢：41歳
⬜︎ 現在の治療：保険診療で体外受精
第二子の不妊治療
⬜︎ AMH：0.7【2024年2月】
⬜︎ FSH：7.9
⬜︎ LH：2.7
⬜︎ PRL：34.5
⬜︎ TSH：2.9
⬜︎ Free T4：1.11
⬜︎ 月経異常：なし
⬜︎ 生理周期：毎月規則正しい
⬜︎ 排卵障害：なし
⬜︎ 予定の治療：胚移植
⬜︎ 現在ある凍結胚：胚盤胞が3つ
＊41歳時
⬜︎ 治療歴：37歳で体外受精で妊娠
38歳で第一子出産
(採卵4回,移植3回)
第二子の不妊治療
採卵：6回
移植：3回
保険回数の残り：3回?
⬜︎ 移植法：毎回ホルモン補充周期
流産歴：2回
＊いずれも胎嚢確認後の流産
第一子の治療中に1回目の流産。
出産を挟んで、2回目の流産。
＊第二子の治療開始後、
1回目の移植で8週の流産。
⬜︎ お悩み：移植周期の薬の使い方。
妊娠率改善の為の治療。
SEET法・スクラッチ法。
不正出血の原因。
不正出血の後の採卵。
飲み薬と腟坐薬の併用
保険適用で、
黄体ホルモンの腟坐薬と、
黄体ホルモンの飲み薬は、
併用可能です。
黄体ホルモンの注射も、
併用で保険での処方が可能です。
保険診療で処方可能ですよ。
当院でも併用して、
保険で処方しております。
病院でのルール
「保険診療で併用不可」
としているのは、
厚労省での決まりではなく、
ご通院先がそうしているだけですね。
考えられる理由
考えられる理由は、
デュファストンが品薄の為、
自費診療の方にだけ、
優先して処方している。
もしくは、
デュファストンの品薄状態に関わらず、
自費診療と保険診療の差として、
自費診療でしか処方しない。
自費と保険の差別化
保険診療と自費診療で、
差別化・区別化を図る為に、
診療内容や治療内容を、
ガラッと変えているのかな
と思います。
「良いか・悪いか」
「メリット・デメリット」は、
別として、
治療内容を分けている病院は、
珍しくありません。
文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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