【ルトラールと胎児先天異常】尿道下裂以外の疾患発症の可能性は?(ユリ様) | 岩城産婦人科妊活ブログ

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早発閉経、難治性不妊、男性不妊、着床不全、不育症など得意。
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ぽってり苺 皆様へのお願い ぽってり苺

 


  

現在、DHEAは欠品してます。

お申し込みいただけません。

 


 

   

看板持ち ご質問など頂く際に、

匿名」様

匿名希望」様

以外で、

お名前をつけてくださると幸いです。 

 

 

匿名・匿名希望が多く、

過去にご質問頂いた内容が、

わからなくなってしまいます。

 

 

お手数おかけ致しますが、

なんでも良いので、

お名前をつけてくださるよう、

ご協力して頂けると助かります。

 

 

 
ユリ様よりご質問頂いております。
※前回の続きです。
 
 
ハリネズミ 院長の回答 ハリネズミ
 
予防 前回の続きですね。
 
 

情報まとめ

 

 

⬜︎ ご年齢

女性:31歳?

男性:33歳?

 

 

⬜︎ 治療歴:

タイミング法 8回→陰性

人工授精 5回→陰性

 

体外受精にステップアップ

採卵1回→移植1回?→妊娠

 

 

⬜︎ お悩み:移植前から移植後、

妊娠中にルトラールを服用していた

 

胎児の先天異常のリスクは、

説明がなかった。

 

 

 

 ルトラールが及ぼすリスク

 

 

鉛筆 ルトラールは、

胎児に生殖器・泌尿器の、

異常を引き起こすリスクがありますが、

これは、根底として、

胎児期に精巣形成不全が、

起こるリスクがある為です。

 

 

雲 精巣の形成不全は、

尿道下裂以外の疾患も、

発症するリスクは、

0ではありません。

 

 

右差し これは、

アンドロゲン受容体に、

作用する為です。

 

 

筋肉 アンドロゲンは、

男性ホルモン様の作用があります。

 

 
 

 『尿道下裂』以外の副作用

 


鉛筆 胎児期の精巣の形成不全が

及ぼすリスクとして、

スカケベックらは

下記の報告をしています。

 

 

⬜︎ 尿道下裂

 

⬜︎ 停留精巣

 

⬜︎ 成人後の精子減少症

 

⬜︎ 精巣がんの誘因

 

 
 

 問題が起こるか

 

 

鉛筆 実際に、

ルトラールを服用した期間が、

移植5日前〜妊娠5週であれば、

服用期間として、

影響は少ないとは思いますが、

可能性が0とも言えません。

 

 

右差し 今言える事は、

影響が出る可能性は、

おそらく低いのではないか

という事までですね。

 

 
 

 参考文献

 

 

スカケベックらは、

妊娠中のルトラール服用で、

精巣形成不全が起きることがあるならば、

出生時の尿道下裂

停留精巣

成人後の精子減少症

精巣癌の誘因になる可能性があることになります。

 

 

「妊娠初期に使用するクロルマジノン酢酸エステル(ルトラール®)と

尿道下裂のリスクについて」

日本受精着床学会雑誌

38(2) 187-192, 2021

東口篤司 医師

 

 
 
回答:院長 岩城雅範

文・イラスト:理事 岩城桃子

 

クローバー今日も皆様のお力になれますようにクローバー

 

 


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