ターナー症候群について
ターナー症候群とは
性染色体の異常の病気の１つです。
通常、女性の性染色体は、
Xの1本が全くない(45,X)、
ターナー症候群の流産率
ターナー症候群の胎児は、
99%が流産に至り、
残り1％が出産になる
と言われています。
ターナー症候群の症状
出生後は、
低身長、
卵巣機能不全、
心臓大血管・骨格系・腎臓などに
特徴的な異常を持っていることが多いです。
無月経、早発閉経
多くの症例では「原発性無月経」が多く、
自然妊娠後
ほとんどの場合には思春期に入るまでに、
「原発性無月経」となることが多いですが、
2%の女性に自然妊娠が認められます。
ただし、知られていない事として、
ターナー症候群の方の妊娠では、
大動脈解離や破裂(大動脈瘤)
によって、
亡くなってしまうことが
2％以上にあるとされています。
そのため、
ターナー症候群の方が妊娠されたら、
大学病院など大きな病院にいく必要があります。
文・イラスト：理事 岩城桃子
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