院長の回答 
前回の続きですね。
タイミング法で不妊治療中。
連続で治療中で５回目が終わった。
ご年齢：３６歳(９月に３７歳)
ＡＭＨ：４.０５
ご年齢：４０歳
精子の奇形率が９５％と高い
お悩み
☑︎ ステップアップや、
治療内容が適切かどうか。
☑︎ 場合によっては、転院の検討
↓過去の精子の奇形の多い方の例
精子の奇形については、
頭部の奇形でも、
精子の頭部の奇形
頭部・尾部どちら？
運動率と、
直進運動率が高いため、
頭部の奇形の可能性
が考えられます。
尾部の異常があると、
運動率や、直進運動率にも、
異常が出てしまう事が多いためです。
行うべき検査
奇形率が非常に高いため、
血液検査に異常が見られる可能性があります。
☑︎ 亜鉛
☑︎ テストステロン
☑︎ エストラジオール
☑︎ ＦＳＨ
☑︎ ＬＨ
☑︎ プロラクチン
これらを検査して、
異常があれば、
薬の服用が必要となるかもしれません。
IMSI＋顕微授精
奇形率が高い場合の、
大切なポイントとしては、
顕微授精の前の、
精子調整で
濃度を濃くします。
その後、
顕微鏡で、IMSIを用いながら、
奇形のない精子を選び、
顕微授精します。
これらは、
胚培養士の腕にかかっています。
続きます。文・イラスト：理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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