胚培養士の回答 
胚培養士の阿部 尚弘です。 おめでとうございます。
受精確認の鍵は、
ＰＮ(前核)です。
受精の確認は、
前核が２個見える状態(２ＰＮ)で、
【正常受精】と判断します。
真ん中に見える、
２つの丸が前核(ＰＮ)です。
つまり、
この卵は正常受精しています。
前核が２つ見えた受精卵を、
【前核期胚】
と呼びます。
詳しくはこちら
※タイムラプスの動画付き
おそらく、 そして、
タイムラプスとは
卵を育てる培養器の内側に、
カメラが内蔵されている、
【タイムラプス培養器】
カメラが卵の様子を、
断続的に撮影しているため、
見過ごしがありません。 データに残るため、
遡って確認する事も可能です。 というのも、
【タイムラプス培養器】以外の培養器は、
カメラの内蔵されていないため、
空気中に卵を出して、
確認・観察をします。
空気に触れると卵にはダメージです。
そのため、
基本的に１日に１回のペースでしか、
卵を確認できません。
Ｃｈｅｃｋ 
結論です。 今回の場合は、
確認する時には、
前核がたまたま見えなかった
という事でしょうね。
胚盤胞になった、 問題なく受精して、 タイムラプス培養器は、 また妊娠率の予測も出来ます。
文・イラスト：理事 岩城桃子
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