![流れ星](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/150.png)
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ホルモン補充周期に比べて、
自然周期やレトロゾール周期は排卵があるため、
黄体ホルモンの分泌があります。
その為、黄体ホルモンの補充は要らないという意見もありますが、
多くは黄体ホルモンを補充してあげた方が、
着床しやすく、妊娠の維持や、流産の予防になるという意見の方が多いです。
実際、黄体ホルモンを補充した方が、
妊娠率が高く、流産率が低いという報告が多いです。
ですので、
自然周期やレトロゾール周期の胚移植でも、
黄体ホルモンを使うところの方が圧倒的に多いのですが、問題は量ですよね。
結構日本は、量がバラバラです。
というのは、妊娠率の高い海外と比べると、
補充の量が少ないところも多いように思います。
当院は黄体ホルモンの膣坐薬は、
ウトロゲスタン、または、ルテウムを使っています。
どちらを使うかは、
不育症の有無・流産歴の有無など、
過去の状態からどちらか判断しています。
ワンクリノンやルティナスは、
ちょっと少なすぎかなと思います。
ホルモン補充周期では、
論外と言われている程少ないです。
膣坐薬にプラスして、
注射や飲み薬を使うと尚良いと思います。
血液検査で出る黄体ホルモンの数値と、
(血中濃度と、)
子宮内膜の黄体ホルモンの濃度は違います。
ですので、血中濃度だけでは判断できませんよ。
ご参考になりましたら幸いです。
またわからない事があればいつでもご連絡下さい。
良い結果になる事を願っています。
回答:院長 岩城雅範
文・イラスト:理事 岩城桃子
今日も皆様のお力になれますように
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