5年前に乳がんに罹患し、
手術後、ホルモン療法を始めてから
頻発するようになった動悸。
詳しくはコチラ
循環器科での検査の結果、
期外収縮というものだったのだけれど、
（生命にかかわるものではないらしい）
その後もいっこうに動悸はおさまらないので、
年に一回、循環器科で検査を受けています。
今回の検査でも心臓に異常は見られませんでした。
というか、
クリニックで心電図をつけている時は
出なかっただけで、
24時間ホルター心電図をつけた方が
はっきり記録されるので
より正確な診断ができるのですが、
前回やった時から症状は変わりないので、
やるまでもないかなあ、と。
Apple Watchでも心電図を記録できるのですが、
その機能があることを最近すっかり忘れてしまっていて、
記録し損ねていました
診察後に思い出す始末。
（これもタモブレインのせい
笑）
記録したものをドクターに見せたかったのに
ま、この程度のポカはいつものことなので
循環器科での検査で、
毎回、心臓の次に気になるのが
血管年齢
なにせ女性ホルモンには
血管をしなやかに保つ働きがあるところ、
それを強制的に抑えているので。。
その悪影響たるや。。
よく薬局や商業施設なとで見かける、
指先を使って無料か200円くらいで
血管年齢を測定してくれる器具だと、
私はとても血管年齢は若く出るのですが、、
クリニックでは本格的に測定します。
仰向けになって
両手・両足首と胸に器具を取り付けて、
血圧を測定して。。という具合に。
この血管年齢測定、
初めて測った時は散々たる結果でした。
当時の実年齢44歳のところ、
推定血管年齢59歳
動脈硬化が進んでる！
実年齢➕15歳！！
女性ホルモンを抑制するって
こういうことなのね
食生活には相当気を遣っていたので、
こんなに血管の数値が悪いことは予想もしてなくて、大ショックを受けた私は、
まずい、運動しなければ。。
と意識するようになりました。
そして脂肪肝も発覚し、
追い込まれた私は
ようやく運動を始めたのでした。
まもなく運動を習慣化するようになり、
翌年以降の血管年齢測定では、
今回の測定も含め、
ほとんど実年齢と一致するまでに改善しました
しかし
運動にしろ食生活にしろ、メンタルにしろ、
健康には相当気を遣って過ごしているのですが
血管年齢が実年齢を下回ることはないのです。
例えて言うなら、
ホルモン療法の影響で、
マイナス10だったところが、
運動など生活習慣の改善によって、
0くらいまでは改善できても、
プラス10にはならないという感じ。
生まれ持った体質も関係するのかもしれませんが
私の場合、
ホルモン療法をしている身としては
これが限界なのかなあ？
あ、でもホルモン療法以外で思い当たることが。。
機能性低血糖症でもある私は、
血糖値を急激に上げないよう、
食べ方、食べ物など
もう長いこと気をつけているのですが、
今でも油断するとすぐ低血糖の症状が出ます。
おそらく、
元々血糖値が上がりやすい体質なのでしょう、
これまで長年の血糖値の乱高下で
血管にダメージを与えてきたことは否めません。
こういうダメージの蓄積が、
血管年齢が上がってしまう要因のひとつなのかなあ、
と素人の私なりに分析しています。
話は戻りますが
このたび、
ホルモン療法5年が経過し、
卵巣機能を抑制する注射はもう打たないので、
近い将来卵巣機能が復活して、
女性ホルモンが再び分泌されるようになると思う。
ドクターからは、
女性ホルモンは心臓や血管に良い影響を与えます、
と言われました。
女性ホルモンが分泌されると
私の乳がんタイプ的には良くないのですが、
（健側も心配
）
動悸や動脈硬化が改善されるのなら、
今後の経過が楽しみでもあります。
（タモは継続する見込みなので、どう影響するのやら）
そして。。
5年間近く、経過観察していた循環器ですが、
毎回、血液検査、尿検査をはじめ
心電図やエコーなど、
どこにも特に異常はなく、
継続して良好な数値を保っているので、
経過観察は今回で終了となりました
先生、本当にお世話になりました
私としても、
乳がん治療も循環器もひと区切りついたので
（タモはまだ続くし、ガンのことを忘れた日はないけれど）
ちょっと肩の荷が降りたような、
一歩前進した気持ちで
これからも
当たり前の日常生活を送れることに感謝して
支えてくれている人たちにも感謝して
一日一日を大切に過ごして行きたいと
改めて思いました。