これは高校の同級生しか分からない話題なんだが。
ある会でご一緒する方。
あいつに似てるでしょ。
僕なんか実際、前日にこの格好したあいつとバッタリ会ったばかりだったからね。
周りの人に「ほら、似てるでしょ」と言いたかったけど、生憎あいつを知ってる人がいない会だったから写真撮っちゃったよ。
あとでこちらの「なんちゃってしもぶー」には断っておくけどね。
次は僕の弟たちとあと数人しか分からない話題。
今日、仕事で青海に行ったんだよ。
丁度この前ブログに寺島のことを書いたからね、思い立って嘗ての寺島家の近所まで足を伸ばしてみたんだよ。
覚えてるかい、この車庫。
よくここで遊んだ。
左に曲がる細い路地。
路地の向こうは小川を跨いで登り坂。
短い坂の上にはパン工場があって、いつも熱い湯気と蒸れるようなパンの匂いが坂の途中から充満していた。
今でもあの匂いは思い出せるよ。
そのパン工場が左の廃屋だ。
寺島の家は玄関と2階が少しリフォームされて、サンルームに子供の洗濯物が干してあったよ。
誰だか分からないが、人が住んでいるのは嬉しかったな。
バス停の「北斗町」という懐かしい、小説の舞台のような町名が目に入った。
止まった風景の中に、同い年の彩由美ちゃんと遊ぶ少年の僕がいた。
車のエンジンを掛けると、CDはPied Pipers のDreamを奏で始めた。
(このタイミングで!)
出来すぎていて涙はこぼれずに済んだ。