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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

「マムシの善三」

現役時代、執拗な仕事ぶりからついたあだ名が「マムシの善三」ということらしい。
が、顔つきがマムシの頭に似ているとの話もあるという。

マムシというと嫌われ者のイメージが強いことから、現役時代も検事仲間のイメージもそうだったのかも知れない。

この手のタイプの人は、舛添氏同様、自分が正しいと思ったことを何の疑問も抱かずに遂行する自信過剰家に多い。
そのため、自分があずかり知らぬところで、反感を買った人々から逆襲を受けていることにほとんど気がつかない。

舛添氏の例でも分かるように、彼の仕事は、依頼主の信頼を回復させることが本来の目的だったのだが、正当性を主張すればよいと短絡的に捉えてしまったために、結果的に依頼主を窮地に追い込むはめになっている。

お目出度いことに「まむし君」本人は、自分の職責は十分果たせたと満足しているに違いない。
前にも書いたが、リスクマネージメントという点では、ビートたけしの母親さきさんの足元にも及ばないだろう。

舛添氏の場合同様、東電でも同じことが起こる。

あたりかまわず噛み付いて毒を撒き散らすという意味では<まさに「マムシの善三」の異名は的を射ているのかも知れない。


『「マムシの善三」、東電「第三者委員会」でも依頼者寄りの“推認”
郷原信郎 2016年06月17日 13:21

昨日(6月16日)、東京電力が設置した「福島第一原子力発電所事故に係る通報・報告に関する第三者検証委員会」の検証報告書が公表され、委員全員による委員会の記者会見が行われた。

3人の委員の一人が、舛添要一東京都知事の「第三者調査」で厳しい批判を浴びた元東京地検特捜部副部長の佐々木善三弁護士(現役時代のあだ名が「マムシの善三」)だ。
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舛添氏の問題で、あれだけ厳しい批判を受けた佐々木弁護士が、その「第三者調査」も大きな原因となって都知事辞任に追い込まれた直後に、別の問題の「第三者調査」について、同様に依頼者寄りの事実認定を行い、平然と記者会見で説明していることには、驚きを禁じ得ない。
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このような「第三者調査」をのさばらせておいたのでは、弁護士の第三者調査そのものへの信頼が著しく損なわれてしまうことになりかねない。
』(blogos)
http://blogos.com/article/179882/
結果論だが、都民の目に力がないとろくでもない都知事が誕生する。

と言えなくもないが、むしろ自民系メディアに踊らされた結果とも言える。
とくに大手新聞には多分に政権の手が入っているとや思ったほうがいいだろう。

ここ2回は、自民系都知事が続けて辞退した。

野田佳彦民主党政権下では、自民でも民主でもない石原慎太郎都知事だったが、桝添氏よりひどい暴飲暴食の暴走老人であったにもかかわらず、大方のマスメディアは見て見ぬふりをしていた。
両者の間に、Give & Take の関係があったことでスルーしていたのだろうという指摘もある。

いずれにせよ、自民党系はお天道さまの当たる場所には出せない隠し金にまつわる話が多すぎる。
それで政権の座を明け渡す結果を招いたことを自他共に忘れているらしい。

一部の識者の中には、47億円もかかる選挙より、舛添氏続投がいいという声も少なくない。
確かに、都知事選には大金がかかる。

しかし、選挙費用節約のために策も実績もない、おまけにSEKOIと世界的な評価を受けた桝添氏に日本の首都を代表する人物として表舞台に立たせるのは都民、国民としてはいかにも小恥ずかしい。

なによりも選挙費用の話と都知事辞任の話は、時系列的なつながりはあるとしても、形式的にも実質的にも別次元の話である。

選挙費用を節約するには、投票の方法を変えればいいだけの話。
前にも書いたが、今度の都知事選はインターネットによる電子投票を試みる絶好の機会かも知れない。


『都知事選の日程決定 4年で3度目、費用130億円超
朝日新聞デジタル 2016.6.17

 東京都選挙管理委員会は17日、臨時の選挙管理委員会を開き、舛添要一知事の辞職に伴う都知事選を7月14日告示、同31日投開票と決定した。
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 都選管は、今回の知事選は50億円ほどかかると見積もる。カネをめぐる問題が浮上した猪瀬直樹前知事の辞職に伴う14年の都知事選の予算額(約49億円)と同じ見立てだ。
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 また、今回の都知事選は、参院選(6月22日公示、7月10日投開票)の直後となる。』(msn news)
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E9%83%BD%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%E3%81%AE%E6%97%A5%E7%A8%8B%E6%B1%BA%E5%AE%9A-%EF%BC%94%E5%B9%B4%E3%81%A7%EF%BC%93%E5%BA%A6%E7%9B%AE%E3%80%81%E8%B2%BB%E7%94%A8%EF%BC%91%EF%BC%93%EF%BC%90%E5%84%84%E5%86%86%E8%B6%85/ar-AAhbNFy#page=2
『政治とお金の問題』というと一般大衆にとっては分かり易いかも知れないが、あまりにも抽象的すぎて良いとも悪いとも言えない。
メディアが放つ言葉を鵜呑みにすると痛い目にあう。

彼の行為は、「政治資金規正法」の何に引っかかる可能性があるのか。
また、この法律の何処がダメなのか具体的につかんでおく必要があるだろう。

ところで、法律論で押し切ろうとした桝添氏のリスクマネージメントは、下策中の下策だったと言われている。

当初の記者とのやり取りでの舛添氏の言動は実に開き直り・傲慢との指摘が多かったという。

リスクマネージメントの専門家から見れば、舛添氏の対応は、最悪の対応の典型例として教則本に書かれることは間違いないだろう。

ヤメ検の第三者(?)弁護士による開き直りの記者会見は、最悪だったとも言われる。
彼らの高飛車な発言が、桝添氏を窮地に追い込んだといっても過言ではないとも言われる。

まさに舛添氏のミスキャストだろう。

追い込まれた舛添氏に残されたチャンスは、サプライズ・テクニックしかなかった。
しかし、自ら逃げ口を埋めてしまったところに舛添氏の敗因がある。

サプライズ・テクニックの典型例としてフライデー襲撃事件が挙げられる。

フライデー襲撃事件で逮捕されたビートたけしとその一団。
記者に囲まれたその母親である北野さきさんが放った言葉は、記者たちの度肝を抜いた。

「あんなどうしようもないのは、死刑にしてください!」

記者たちは筆を落として後退りするしかなかったという。

これに似たサプライズ・テクニクは、法廷闘争においても気の利いた弁護士なら普通に用いると聞いたことがある。

彼の人生がこれで終わりということはない。
あるとすれば、自ら終わったと思い込んだときだろう。

桝添氏が他人の褌で相撲を取ることを心底反省するのなら、彼にも起死回生のチャンスは必ず残されているのである。
彼には早速、退職金の支給という千載一遇のチャンスがやってくる。

その全額辞退、あるいは奨学金貧困層や被災地への全額寄付など、自らは受け取らないという選択肢がそれである。

昔から、『損してトクとれ』という言葉ある。
舛添氏がこれをできるかどうかは分からないが、どちらを選択するのか興味はある。


『舛添知事辞職:退職金2200万円、都民「辞退したら…」
毎日新聞 2016.6.16

 東京都の舛添要一知事の辞職が決まり、来月中にも都知事選が実施されることになった。首都の「顔」が2代続けて「政治とカネ」の問題で辞職した東京。

 都によると、舛添氏には都条例に基づき約2200万円の退職金が支払われる予定で、都民には次のリーダーへの希望と舛添氏への批判の声が交錯した。
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寝具店従業員の男性(59)は「都知事は2代続いてお金に絡んだ問題で辞めている。次は政治家という仕事に奉仕の感覚のある人がいい」と望んだ。【山田麻未、飯山太郎、円谷美晶】』(msn news)
http://mypage.ameba.jp/
どうでもいいが、舛添氏が辞職願いを都議会に提出したという。
けじめや潮時を察知できない人がリーダーになると、自他ともに貶める結果を招く。

その舛添氏のおかけで日本語の世界語が1つ増えたらしい。

下の記事は、USのNewyorkTimesの記事の一節

The word that has perhaps been most frequently used to describe the episode is sekoi, 」
→ そのエピソードを記述するのに最も多く使われた言葉は、「セコい」である。

舛添シアターの幕を下ろすことで、真相はヤミに消えたということだろう。

この幕引きに、安倍自民党が深く関わっている可能性は捨てきれない。
そんな印象の舛添降ろしだった。

都知事選の選挙費用に50億もの費用がかかるのなら、いっそのことネット選挙を全国に先駆けて試みるのもいいかも知れない。

都知事に限らず、税金を使うのにはセコすぎるほどの感覚で節約をしてほしいものである。
舛添氏は、都民の金を私的支払いに使ったセコさとは真逆のセコさである。

舛添「香港のトップが二流のビジネスホテルに泊まりますか。恥ずかしいでしょう、そういうことであれば。」

恥ずかしいのは、このような貧乏人根性を示す言葉意外にない。

桝添・安倍自民を選んだ都民は、これを機に騙されやすい人の良さを自戒しなければ、再び税金の無駄遣いを招いてしまうだろう。


『舛添知事辞職:知事選費用50億円 「都民にも責任」
毎日新聞 2016.6.15

 今回の舛添要一氏の辞職に伴い都知事選が行われる。都選挙管理委員会によると、実施費用は前回2014年2月の選挙に基づけば約50億円とされ、都民から余計な出費に怒りの声が上がっている。
・・・・・・・・・・・
選挙費用は6~7割が人件費で、多くは期日前投票の立ち会いなどに関わる区市町村職員らの残業代など。そのため期日前投票の期間が長い知事選の方が高くつく。』(msn news)
http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E8%88%9B%E6%B7%BB%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E8%BE%9E%E8%81%B7%E7%9F%A5%E4%BA%8B%E9%81%B8%E8%B2%BB%E7%94%A8%EF%BC%95%EF%BC%90%E5%84%84%E5%86%86-%E3%80%8C%E9%83%BD%E6%B0%91%E3%81%AB%E3%82%82%E8%B2%AC%E4%BB%BB%E3%80%8D/ar-AAh4HAY
舛添氏が都議選で当選した当初、都民の観察力に疑義を感じたが、今となっては都知事の進退にはあまり関心がない。
ただ、行動学上の観察客体としての興味は尽きない。

舛添氏の言動が、当初の記者会見から今回の総務委員会の間に様変わりしてきていることに気づく。

当初の姿勢は、シオらしく御免なさいだったものが、ヤメ検弁護士の何が悪いの開き直り、そして「リオ五輪まで猶予を頂きたい」と懇願と二転三転しているのは、聴衆にとって不信感が強いはず。

また、ヤメ検弁護士の「不適切ではあるが、違法性はない。」との発言とその態度は、都民のみならず、国民にとっては「何か問題でも?」という趣旨の舛添都知事自身の言葉として聞こえたことは確かだろう。

当の弁護士自身は、第三者としての客観性を見せるための精一杯の演技だったのかも知れないが、都民のほとんどが彼を「客観性ある第三者」だとは微塵にも思っていない。

ヤメ検弁護士の記者会見での発言は、正当性を印象づけるよりも視聴者の感情を逆なでする効果しかなかったと言っていいだろう。
形式的手続き上の正義と実質的社会実態上の正義とのズレである。

検察庁や裁判所などの司法機関が、一般人の感覚とはズレているといわれるのはそこにある。特に感情の存在を無視する点は最大の要因だろう。
法廷闘争の手法で記者会見を乗り切るまでしか思いが至らず、その反響までは思いが至らなかった浅慮はマヌケというほかない。

一部の保守派の識者からは、「バカ大衆による舛添都知事の集団リンチ」として非難する声もある。
しかし、現状は、舛添都知事自身が自らばらまいた地雷を自分で踏んでしまったために起きた爆風の波紋というただの自招危難の結果にすぎない。
瀕死の弱者を寄ってたかって叩くメディアと大衆の心理は最悪ではあるが、STAP騒動とは違い、公人に対する民主主義の社会現象の1つでもある。

ところで、舛添氏は総務委員会で「リオ五輪までは猶予いただきたい」と懇願している点も不可解な点の1つである。
彼がリオ五輪に異常なまでの執着を見せているところから、何か彼なりの魂胆があるように見える。

それが何なのか。
リオ五輪に関連する彼のお宝に興味がある。


『舛添氏公私混同疑惑】「選挙がリオ五輪に重なるので」 “延命”懇願に失笑
産経

 「少しの猶予をいただきたい。全ての給与をご辞退し、全身全霊、都民のために働きたい」。13日、4時間にわたる都議会総務委員会の集中審議が終わる際、舛添氏は「委員長」と挙手し、議会側に不信任決議案提出先延ばしを懇願した。
・・・・・・・・・・』(msn news)
(http://www.msn.com/ja-jp/news/national/%E3%80%90%E8%88%9B%E6%B7%BB%E6%B0%8F%E5%85%AC%E7%A7%81%E6%B7%B7%E5%90%8C%E7%96%91%E6%83%91%E3%80%91%E3%80%8C%E9%81%B8%E6%8C%99%E3%81%8C%E3%83%AA%E3%82%AA%E4%BA%94%E8%BC%AA%E3%81%AB%E9%87%8D%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%80%8D-%E2%80%9C%E5%BB%B6%E5%91%BD%E2%80%9D%E6%87%87%E9%A1%98%E3%81%AB%E5%A4%B1%E7%AC%91/ar-AAgYTnb#page=2)