popo♪のブログ -31ページ目

popo♪のブログ

孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

★界面活性剤でコロナウイルスが殺菌出きるか?

結論から言えば、無理。なようです。

しつこく言いますが、石けんや中性洗剤はあくまで洗い流したり、拭き取ったりするための素材。
殺菌効果は期待できないということのようです。

何度も繰り返しますが、殺菌には、次亜塩素酸ナトリウム水溶液アルコール水溶液が必要であることは確かなようです。

家庭用漂白剤の主成分である次亜塩素酸ナトリウムの消毒液の作り方は、各自治体が公表しているようなので参考に。
東京都の場合は、こちら。
http://idsc.tokyo-eiken.go.jp/assets/diseases/respiratory/ncov/disin.pdf

コロナウイルスを甘く見てはいけないようです。

すでに前にも書きましたが、数年前のインフルエンザ流行時に調べたもので「石けん・中性洗剤」にウイルス殺菌作用があるという論述や学術論文を見つけることができませんでした。

逆に、石けんや中性洗剤ではウイルスは殺菌できないという記事はいくつかあった見ることができた程度でした。

今回の手がかりは、「NHKあさいち」のwebページにありました。

下の画像は、そのwebページの始まり部分です。



この赤枠で囲んだ部分を拡大してみます。


青枠には「国立感染研究所」が発表したとあります。

さっそく、国立感染研究所の発表資料を手当たり次第に調べてみました。

いくら調べても「界面活性剤でSARSウイルスを不活化させることができる」という内容の記載を見つけることはできませんでした。

逆に、「界面活性剤はウイルスには効果が見られない」ことを示した実験結果の抗菌スペクトル図(前回掲載)が見つかったという次第です。

また、発表内については、ただし書きで「内容はその都度更新している」とありました。

2003年当時の新聞には、たしかに「感染研が界面活性剤の抗ウイルスを発表した」とあります。

しかし、2003年とは17~8年前のことですから、実験結果の見直しや当時の認識とそれ以降の認識が変化していてもこういうか核実験においては普通にあることで、変化していても不思議ではありません。

多分に推測が入りますが、合理的に解釈すれば、この「界面活性剤でSARSウイルスを不活化させることができる」という発表は、のちになって必ずしも正しくはなかったことが判明したと考えるのが、自然といえそうです。

素直に考えると、ウイルスを取り囲む「エンベロープ」という脂肪・タンパク質・糖タンパク質からできている膜が、石けんで簡単に破れるなら、中華料理を食べたあとのお皿を洗うときに中性洗剤をたらせば簡単に油汚れが落ちるはずですよね。

しかし、実際に中華料理のお皿を洗ったことのある人なら、お皿の油汚れはそう簡単には落ちないことは誰でも知っています。
お湯、中性洗剤、スポンジで丁寧に洗う物理的な作業が必要です。

そうだとすると、石けんをつけただけで脂肪+タンパク質が分解するという話は、机上の空論のように思えてきます。
どうにも腑に落ちません。今のところ。

(つづく)
★家庭用中性洗剤や石けんでコロナウイルスをやっつけられるか。

結論から言えば、中性洗剤や石けんの殺菌効果は疑わしいということです。

もちろん、手洗いでウイルスを洗い流すことは可能というのは、今のところ異論がありません。

したがって、手洗いは重要です。

では肝心の界面活性剤の効果について調べてみました。

こちらは、IDSC国立感染研究所が公開している殺菌効果に関する報告です。


このスペクトル図の下の青枠部分が、「両性界面活性剤」の殺菌範囲です。

この図によると、その効果はせいぜい「糸状真菌」までが射程範囲。「ウイルス」は射程外になっています。

また、下の花王のスペクトル図によると「糸状真菌」ですら届いていません。結核菌には有効。


この結果は、花王と感染研の実験データに基づくものとしているので、石けんや中性洗剤に抗ウイルス効果があるという仮説よりは、高い信頼性がありそうです。

米国紙NewYorkTimesに、この仮説を主張する大学教授の記事がありました。

下の図はその仮説の説明図ですが、NHK「あさいち」の図はこれを簡略化した図のようにも見えます。

しかし、その内容は、ソープによる手洗いを推奨している記事の中で軽く仮説を述べているだけで、確かなエビデンスは見つけることができませんでした。


https://www.nytimes.com/2020/03/13/health/soap-coronavirus-handwashing-germs.html

さらに、NHK「あさいち」がなぜ「石けんでコロナウイルスを退治できる」と早とちりしたのか。

つづいて、界面活性剤についても調べてみました。

(つづく)


家庭用中性洗剤とか石けんで、新型コロナウイルスが殺菌できる?

こんな情報が飛び込んできました。

TOKIOの城島茂くんがYoutubeで消毒液の作り方を公開しているそうです。

★石けん・中性洗剤でウイルスを不活化できるの?

結論から言えば、とても怪しい。

ネタ元は、NHKの「あさいち」という番組の放送内容のようです。
この番組のwebページを見つけました。


https://www1.nhk.or.jp/asaichi/archive/200302/1.html

これを受けて色々と調べてみました。

実は、数年前にインフルエンザウイルスが流行した時期に、中性洗剤でも殺菌効果があるのではないかと思い、国内外の論述や論文を探し回ったことがありました。

しかし、中性洗剤の殺菌作用を否定する記述はあっても、これを肯定する論述・論文は見つからなかった経験があります。

今回も、いろいろと調べ回ったところ、ネット上で、界面活性剤がウイルス(エンベロープ)を不活化させるという記事がいくつかあって興味津々でしたが、これらはどれもあくまで仮説であって実証データがないので落胆していたところです。

アルコールや塩素系漂白剤のデータは見られますが、界面活性剤の一種である「両性界面活性剤」では結核菌には有効とありますが、ウイルス不活化のデータは見当たりません。

ある意味、中性洗剤の殺菌効果にいてかすかに期待はしていたのですが、石けん・中性洗剤は、殺菌ではなく、洗浄するものであるものであることは、中部大学の武田邦彦教授もYoutubeだったかブログだったかで同じ趣旨の意見が見られ、どちらかと言えば、否定説に分があるように感じます。

石けん・知友性洗剤の殺菌効果について、武田教授の意見を求めるためにメールで問い合わせている最中です。何らかの回答があれば追加掲載する予定です。

今のところ、石けん・中性洗剤がウイルスを不活化するというのは仮説にとどまり、実証できていないということです。

★素朴な疑問として

仮に石けんや中性洗剤に抗ウイルス効果があるのなら、なぜ、わざわざ市販の石けんや中性洗剤に「除菌効果をプラス」という別の商品を売っているのか。

ここが、石けん・中性洗剤が除菌効果があるとする仮説について疑問に感じた点の始まりです。

しかも、わが国でただ一つの公共放送であるNHK「あさいち」が発する内容ですから、似非科学であってほしくないとは思うのですが。

ダメなものはダメ。そういうスタンスから今後もこの課題は宿題として検証する予定です。

もっともNHKは、過去、インチキ・やらせ・誤りの内容を指摘された番組がいくつかあったことをかんがえると驚くには値しないかも知れません。

(つづく)
市販の不織布マスクは使い捨てが原則という専門家とマスク業界の持論に対抗する実験です。

この実験のマスクは、どこにでもある(正確には「あった」)市販の不織布です。

すでに5回ほど「ハイター+キッチン洗剤+熱湯」で洗濯済みのものです。

たまたま、事務所のおばちゃんのコートのポッケの中でヨレヨレになっていました。

1.洗面台にそのまま置いてもらいます。

特定のため、右下の角に油性マーカーで赤マークを付けました。



2.これに漂白剤を2回ほどスプレーして食器洗い洗剤を2~3滴たらし、1分ほど経った後、マグカップ1杯の熱湯ををかけます。

これでウイルスは即死です。わり箸でつついて形を整えます。



5分ほどでお湯が冷めたら、水ですすいで手のひらで押して水を切り、吊るします。

ほぼ1晩で乾きます。

3.こちらがあのシワシワだったよれたマスクの完成品。

シワシワやマーカーの赤マークもほとんど目立たなくなりました。
=よごれも落ちるということ。
また、口紅であれば。ほとんど落ちます。



不織布の溶解温度は140℃前後らしいので、しわくちゃになった繊維も熱湯である程度は復元する事がわかります。

更にシャッキとさせたいときは、これにあて布をして低温でアイロンをかけるといいでしょう。

中温以上だと不織布が溶けてしまうので、お気をつけて。

不織布マスクも、洗えば何度でもボロボになるまで再利用できるというケチケチな実験でした。
日赤医療センターのホームページに、以下のようなチェーンメールに関する注意を呼びかけるコメントが出ています。

世間を騒がす偽メールに、どちらさまもお気をつけて。

http://www.med.jrc.or.jp/news/tabid/349/Default.aspx?itemid=703&dispmid=3009

-------------------------------------------------------------------------------

2020年4月10日

【重要】当センター医師を騙る新型コロナウイルス感染症に関するチェーンメールについて

現在、当センター医師の名を騙り新型コロナウイルス感染症に関する情報がfacebook・Twitter・LINE等のSNSや「チェーンメール」で拡散されている旨のお問い合わせが多数寄せられており、本来業務に多大な支障をきたしております。
本件内容は当センターで発信したものではございません。
本件へのお問い合わせはご遠慮いただきますようお願い申し上げます。

令和2年4月10日
日本赤十字社医療センター
院長