少し前に中古のミニPCを買いました。
型番はFujitsu Q558/V。ギリWindows11proに対応しているCPU。
CPUは八世代のCore i5-8500T。
起動時にCMOS電池エラー(低電圧エラー)が出るというのでジャンクに近い出品でした。
出品者の説明では
「修理業者に出したところおそらく電源まわりの故障だろうとのこと。修理費が高額だったので諦めた」
そうです。
また起動時にCMOS電池エラーが画面に表示され、どれかキーを打つと普通に起動するとのこと。
ヒマを見ていじってみようと購入しました。
お値段送料込みで1万円ちょい。
当時のAmazon中古価格では1万8千円。
空き時間に頭の体操でいじてみるにはちょうど良いと。
到着後、さっそく電源を入れてみました。
なるほど。これか。
"Error:CMOS Battery Voltage too low!" 「エラー:CMOS電池の電圧が低すぎる」
で、この画面からキーボードのキーをたたくと説明通りWIndowsが起動。
再起動でも同じことが起こります。
つまりはCMOS電池はなくても一応Windopwsは起動すると思われます。
稼働中にたまに再起動することがあるのが?ですが。
接触・・・?
セキュリティー上、毎日作業が終わると電源を落とすのが私的には日常。
起動のたびにこの画面が出るのを待ってキーボードをたたくのはうっとおしい。
自分的には。
「電源まわりに異常がある」との修理業者の説には疑問符。
電源まわりの以上なら、普通は起動自体できないはず。
という仮説から中を開けてCMOS電池まわりを見てみました。
フタを開けると緑色のCPU冷却ファンが見えます。
CMOS電池はこの下らしい。
上下に爪があるので冷却ファンは外せます。
ファンを外してみたところ案の定CMOS電池(CR2032)があります。
出品者によると電池は新品とのこと。
念のためこのボタン電池の電圧を測ると3.0V。
規定通りで問題なし。
感覚的にボタン電池を外した際に電池ケースに違和感がありました。
ケースがややブカブカの感触。
ケースが基盤にしっかり接合してあればびくともしないはず。
怪しい。
試しに電池ケースを指で少し上げてみると簡単にケースが持ち上がりました。
ははあ、これか。
つまりはCMOSエラーは電池ケースの接触不良が原因とみました。
そこでケースと基盤の間にハンダを差し込んでハンダ付けをやってみました。
少しやりすぎた感があってハンダがはみ出しています。
ハンダがなかなか効かずにとれてしまい、数回目でどうにか接着できました。
このあと電池をケースに入れてファンとケースを元に戻します。
電源を入れてみると動作が変です。再起動を繰り返します。
再びケースをあけてみるとCMOS電池ケースが基盤から外れていました。
はみ出したハンダをとって再度挑戦。
上の写真のはみ出したハンダもきれいにして上から圧をかけながらハンダ付け(少量)しました。
ケースを元に戻して電源ON。
再起動も何回かお試し。
OK。
数回やってもCMOSエラーでひっかからずに正常に起動します。





