梅沢「やり返せ!」論とN国党・立花氏の「適法な反撃」は、いじめ・嫌がらせにかなり有効な方法! | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

前に書いた東須磨小学校の後輩教員に対して集団暴行(=もはやイジメを超える犯罪行為)を働いていた4人の教員についてその他の犯罪行為が報道されています。

この4人は、それなりの刑事罰を受けるのが相当ですが、タレントの梅沢登美男氏がこの4人の悪辣さを指摘しました。
ただ、彼は被害者である教員に対し、「なんで黙っているんだ。男ならやり返せばいいだろう。」と発言し、被害者を批判の的になっているそうです。
「男なら」の部分は、彼独自の嗜好でしょうが。

しかし、富沢氏の言葉は少々粗野に聞こえますが、必ずしも間違いとは言い切れないのです。

人間の行動心理学的に考えると、嫌がらせや暴力を加えるような加害癖のある人間は、反撃しない相手に対しては反撃がないこと味をしめ、加害行為の程度がエスカレートする傾向があることが分かっています。

それは、加害癖のある人間の多くは、元来、通常人より臆病であり、かつ自己抑制機能が低いため、不安解消するために他人に危害を加える傾向がみられます。

したがって、嫌がらせやいじめなどの加害行為を受けたときは、「直ちに反撃の態勢に入る」ことをお勧めします。

ただ、反撃とはいっても、同じことを「やり返す」のではなく、「なぜそんなことをするのか」、「それが正しいと思っているのか」問い詰めることからスタートします。
これは違法な行為に対する正当な権利行使です。

しつこく相手を問い詰めます。できれば動画、すくなくとも録音をするといいでしょう。

もし、相手が腕や胸ぐらをつかんだり、殴るまねや蹴るまねをしたりすれば、これを撮影します。
そして警察(先生ではダメ)へ通報すると警告します。

ちなみに腕や胸ぐらなどをつかむなどの行為は、刑法上、有形力の行使として刑事罰の対象になります。
それが未成年であっても警察は放置しません。
それによって服が破れたり、モノが壊れたりすれば、刑法上も民法上も責任追及されることになります。

こういった加害行為癖のある者は、最初は、いじる相手の反応をみながら少しずつ加害行為をエスカレートさせていくことが多いのです。

このときの相手の反応が、予想以上にやっかいだったり、強かったりすると、元来、臆病な性格なので「あいつを怒らせるとやばい」と断念することが多いのです。

ついでのことで、N国党・立花孝志氏の肩をもつわけではないのですが、嫌がらせに対する彼の反撃行為は、実に的を射ているように思えます。

彼は、NHK職員時代に上層部の腐敗を内部告発したたために毎日壮絶な嫌がらせを受けたために「統合失調症」に陥ったそうです。

その精神疾患の代わりに得たものが、嫌がらせ・いじめに対する有効な方法は「適法な反撃行為」であるとに気がついたことかもしれません。

行動心理学的にも「適法な反撃行為」こそが、いじめ回避のもっとも有効な手段といえると思われます。

嫌がらせやいじめを受けている人がとれる方法は3つあります。

一つ目は、しつこく問い詰めること。
暴力を受けそうになったら、警察に通報すると警告する。
暴力受けたら即行で110番する。

二つ目は、氏名と行動を公表すること。

たとえば、「○○君は、クラスメートに暴力をふるった。」などを書いた紙を学校中に貼る。
それでも足りなければ、相手の家の近所や通学路の電柱に貼る。
などなど。

三つ目は、精神的に持ちそうになけば、さっさとその環境から撤収する。

もともとその学校や職場は自分に合っていなかったということで、今後も期待はできません。
躊躇している場合ではないのです。

一般的な対策例を上げてみましたが、方法論を上げればきりがないので、それぞれの環境にあった方法を研究してもらうしかありません。
逃げては同じことの繰り返しを呼び込むことになります。

保護者、校長、社長、警察を巻き込んで援軍を作りましょう。


『恐怖の職員室」と化した東須磨小 いじめと諸悪の根源
公開日:2019/10/12 06:00 更新日:2019/10/12 06:00 日刊現代

 後輩教師いじめは一昨年から始まり、しかも先輩教師による暴力行為は教師に対してだけではなく、教え子にも及んでいた。

 神戸市立東須磨小の20代の男性教師が、女性を含む30~40代の先輩教師4人に陰湿ないじめにあっていた問題で、先輩教師らの“余罪”が次々と明らかになった。

 いじめの実態を市教委に説明せず、事態を悪化させた同小の仁王美貴校長(55)が9日、市教委の幹部職員と記者会見に応じた。
仁王校長が教頭として東須磨小に赴任したのは、2018年4月。そのころから職員室では一部の教師が他の教師を呼び捨てにし、高圧的な態度でプリントを放り投げるなど、乱暴な言動が見受けられ、心ない言葉で精神的な苦痛に悩む教員もいたという。

 当時の校長は16年、東須磨小に教頭として赴任し、18年4月に校長に昇進。今年4月まで東須磨小に勤務していた。・・・・・・・・・・・・』


『梅沢富美男「男ならやり返せ」いじめ問題への持論に批判殺到
    女性自身     2019年10月12日 11:00
梅沢富美男(68)が10月10日に放送された『バラいろダンディ』(TOKYO MX)で、神戸市立東須磨小学校で発覚した20代教員への悪質な“いじめ”問題について言及。

ニュースを受けた梅沢は番組内で「どの職場でも、ああいうババアはいるもんだよな」と、リーダー格とされている女性教員を批判。しかし、いっぽうで被害を受けた男性教員についてこう持論を展開した。

「でもさ、いじめられた、いじめられたって言ってるけど、あいつも男なんだろ。さっさとやり返せばいいじゃねぇかよ。何で黙ってなきゃいけないんだよ」

20代教員1名に対し、“いじめ”を加えた側は4名。さらに先輩・後輩という立場上、抵抗するのが難しい状況であったことは想像に難くない。そうした状況を鑑みず「やり返せばいい」と突き放した梅沢に、ネットでは非難の声が殺到している。・・・・』

教委の幹部職員と記者会見に応じた。仁王校長が教頭として東須磨小に赴任したのは、2018年4月。そのころから職員室では一部の教師が他の教師を呼び捨てにし、高圧的な態度でプリントを放り投げるなど、乱暴な言動が見受けられ、心ない言葉で精神的な苦痛に悩む教員もいたという。

 当時の校長は16年、東須磨小に教頭として赴任し、18年4月に校長に昇進。今年4月まで東須磨小に勤務していた。