いつだったか、土曜の昼食時に見ていたテレ東の番組で、河野太郎自民党議員が出演していたことがある。
その時、河野太郎議員の口から出た言葉が、「脱原発」ではなく、「再稼働認容」だったことに耳を疑った。
これまで河野議員のことを「脱原発派」だと勘違いしていたことになる。
振り返ってみると、過去のブログを見ると河野議員は、「段階的な脱原発」を主張している。
たしかに、河野議員の言うように理屈の上では段階的な脱原発は不可能ではない。
しかし、これだけがんじがらめに縛られた利権システムの拠り所である原発を段階的に減らしていくことなど、非現実的な方法論であることは、容易に理解できる。
下の記事もほんの一例だが、3.11以降、原発が儲からないことは、事故の当事者となる電力会社自身が一番よく分かっているだろう。
1回大事故が起きれば、会社が潰れてしまうという経済リスクが余りに大きすぎる。
このことに気づかず、原発推進を叫び続けるのは、原発を取り巻く原発ムラのメディアと住民たちだけだろう。
今の処、火力発電で、原発の発電利用など十分に賄える。
この点でも、武田教授の指摘と予測は正しかったのかもしれない。
火力発電は儲かるが、原発は儲からないことが定着しつつある。
時代遅れの推進派の仲間内では、「原発神話」は健在なようである。
『原発ゼロ支え 巨大ボイラー川崎に到着
2014.08.22 03:00:00
原発ゼロの夏、火力に期待-。発電効率に優れ、二酸化炭素(CO2)排出量の少ない「コンバインドサイクル(複合発電)」施設の整備を進める東京電力川崎火力発電所(川崎市川崎区)に21日、世界最大級の排熱回収ボイラーが陸揚げされた。
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同発電所は2017年までに、複合発電2台を整備予定。現在200万キロワットの出力を340万キロワットにアップし、約100万世帯分の電力を賄う。福島第1原発事故を受け電力各社は火力の高度化を進めており、東電は「発電効率を高め、電気料金の低減につなげていきたい」と話している。
【神奈川新聞】』(kanaloco)
http://www.kanaloco.jp/article/76500/cms_id/97517