昨日7月27日NHKスペシャル「調査報告STAP細胞」は酷かった。STAP論文不正の決めつけ論。 | popo♪のブログ

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孔子も孫子も「治世救民」を天命として我欲のカケラもなかったそうです。「季布の一諾」が座右の銘として、孔子、孫子、老子、司馬懿に学んでいます。
ささやかながら幸運をお分けします。

武田教授が怒っている。

小保方博士のような若い科学者のミスをよってたかって袋叩きにする、日本人のいじめと近視眼体質が浮き彫りにされている。

研究過程でのミスくらいは、目くじら立てなくてもいいじゃないかという日本人の寛容な心はどこかへ消え失せてしまったらしい。

特に、知的レベルが高いと自負している人ほど、その傾向が強いという。

こんなことでは、日本の優れた科学者のタマゴたちは、海外へと散ってしまう。

1.仮に、100年後、STAP論文が間違いだったと判明したら

STAP論文が間違いだったとしても、小保方博士の責任は重くない。

なぜなら、STAP論文は、2012年4月に初めて「Nature」提出されたが、却下されている。この時点で彼女の責任は終わっている。

ついで、STAP細胞の特許出願に目を付けた理研が、同年12月に笹井センター長をして強引に作り直して提出させたのだから、責任は理研にあるというのがスジだろう。

刑法的に言えば、小保方博士は理研の道具に過ぎなかったということである。

非難されるべきは、予算獲得のために、STAP細胞を信じたい彼女を道具として論文を書かせ、特許出願をした理研であって、この組織が主犯(間接正犯)ということだろう。

2.未だ、STAP細胞の存否は確定せず

科学者や専門家たちによれば、科学研究や特に新発見というものは、10年、20年で成果や結論など出るものではなく、一生かかってもできないことがほとんどだという。

「不正」の定義すら分かっていないメディアや科学の専門家らが、平然とSTAP論文を「不正」と決めつけている。

科学者のくせに、不正とする科学的な証明すらできていない。
おかしな話である。

理研、メディア、ネット、科学者。一部かも知れないが、どれもが、STAP論文を不正と決めつけ、小保方バッシングに専念した。

そして、若手を育てるはずの理系関係者もこぞってバッシングに走る。

なんともチマチマとしたケツの穴の小さい日本人が増えたものである。

理系の学生は、専門にもよるだろうが、実験につぐ実験で自由時間もないほど大変な生活をしていることは、世間ではほとんど知られていない。
理系の仲間の話をきくと、文系でよかったなどと意味不明の安心感を覚えたという話も聞く。

その結果、自由研究でバッシングを受けるのなら、日本で理系に進む学生がいなくなるのは道理だろう。

その典型例が、昨日のNHKスペシャルに見られる。

「研究不正」との決めつけが前提となっている番組構成には、いささか違和感を覚える。

こういう準国営TV局の偏った番組を見ていると、たしかに、武田教授の指摘のように、日本の環境は、若い科学者を育成するには劣悪なのかもしれない。


『日本の若い人は科学者にならない方が良い

STAP事件の推移を見るにつけ、私は日本の若い人はもう科学者にならない方が良いと思うようになりました。科学の研究というのはとても辛いもので、大学生活でもいわゆる文科系の学生が講義をさぼったりしている時に、土日でも大学で実験をしなければなりません。

今回の小保方さんも、早稲田大学の学生がNHKのニュースで次のように言っていました。

「日曜日に研究室に行ったりするとほぼ必ず小保方さんの姿を見た」

「ほぼ必ず」というのですから、1か月に1回ぐらいは日曜日にいなかったという感じでしょう。実際にもそうです。そうして夢を追い、大学院に進み、アメリカに留学し、そして博士号をとる。その間、家族もかなりの応援をしなければ科学者にはなれません。
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(平成26年7月26日)』(武田教授のブログ)
http://takedanet.com/2014/07/post_2056.html